保湿剤
目的
皮膚が本来備えている状態を保つ働きを助ける
各層をなめらかに柔らかく
適度に水分を含んでいる
使われるものと機能
油性基剤
油分
皮脂を補う
例:スクアラン、ワセリン
多価アルコール
皮膚をなめらかに、しっとりしたものにする
例:グリセリン
天然保湿因子(及びその類似成分)
水分を捕まえて角層に止める
ポロリドンカルボン酸ソーダ、尿素、乳酸、いろんなアミノ酸
生体水溶液高分子及び細胞間脂質
生体水溶液高分子の例
水分を捕まえて角層に止める
タンパク質:コラーゲン、ケラチン
ムコ多糖類:ヒアルロン酸、ヘパリン誘導体、コンドロイチン硫酸、チキン
細胞間脂質の例:セラミド、コレステロールエステル
角層のバリア強化
尿素や乳酸
角層の水分を増やす
しかしメカニズムは違い、各層ケラチンを切断して各層を溶かし出す
美容のヒフ科学 9版 p.135
保湿とエモリエント | 日本化粧品工業連合会
2017年6月 保湿剤ってどんなもの?保湿剤の種類と保湿剤の使い方 – EPARKくすりの窓口コラム|ヘルスケア情報
薬剤師執筆
大きく3種類
ワセリン製剤
膜を張って水分の蒸発を防ぐ
ヘパリン製剤
ヘパリンの水分保持で水分を保持する
尿素製剤
化粧水
美容液
乳液
クリーム
敏感肌・乾燥肌の保湿の基本|ノブ公式ブランドサイト
違いが謎だ…
https://youtu.be/VtjI304dTQM
一時的ではなく(?)、肌の保湿機能を改善する成分の解説
値段は高くなる
前提知識:セラミド
保湿力アップ + メディエーター(セラミド産生促進)
肌の水分を蓄える構造であるラメラ構造のメイン
セラミドは加齢で少なくなる
ヘパリン類似物質
ラメラ構造を整える
天然保湿因子の産生促進
ライスパワー No.11
医薬部外品の有効成分として唯一水分保持の改善が認められた
セラミド生産促進
製品紹介
トゥベール セラミドミルク 81円/g
https://www.tvert.jp/fs/tvert/284
セラミドが4.5%高配合
メディエーターとしての効果が期待できる
原価的に安いセラミド2が主成分だろう
カルテヒルドイド モイスチャーエマルジョン 15円/g
ヘパリン類似物質
医薬部外品
敏感肌向けのパッチテスト済
ライスビギン オールインワンエマルジョン 110円/g
https://ricebegin.co.jp/
原料メーカーが製造して販売をライスビギンがやっている
原料メーカーが処方に落とし込むところまでやっている
配合と処方は違うらしい
https://www.youtube.com/watch?v=uTjUhc7Gt7s
花王のcurel保湿クリーム
保湿力の計測
角質水分量
水分を肌から逃さない力(TEWL抑制力)
バリア機能が正常化され知えると逃げにくい
スコアが高い
スコアが高いものはあるが、保湿力を高めるために使用感がが重い
水溶性保湿成分(グリセリンとか)
油(スクワランとか)
を配合する
硫酸Mgが配合されているのが特徴的
w/oクリーム