今井むつみ
https://www.youtube.com/watch?v=6AO_a9H5gTY
言葉をおぼえるしくみ ――母語から外国語まで
2014
研究ジャンル
子どもの言語習得
最初はここから
加算・不加算の概念は生得的か?(クワイン)
砂山の実験
突き詰めると同じとは何か
言葉は一つの事例を一般化する必要がある
物体と物質で同じ基準が違う
物体(加算)は形状が同じだが、物質(不加算)は形が違う
クワインは言語によって相対的だと考えた
英語ではox /cow
日本語は全て不加算名詞にしている
牛の数え方は「一頭」
これはa glass of waterのa glass ofに相当する
ケアリーは物質と物体の区別は生得的だと考えた
2歳児で実験(2歳は加算・不加算文法を話せない)
今井はまだ条件があるので日本語でやらないといけないと考えた
生得的かどうかはわからないが2歳では区別できることがわかった
日本語話者と英語話者で実験結果が違う
コルク粘土で作った三角錐のピラミッド(これをメルという)
それに対して
1. 形が同じで違う素材
2. 形が違って同じ素材
を出したとき、1と2どちらがメルかを問う実験
英語話者は100% 1
日本語話者は 60% 2を選ぶ
これはなぜか?と考えた
言語と思考の関わり合い
人が学ぶこと
学習はドメインが広すぎる!
言語の習得はスポーツなどよりスパンが短い
誰でも流暢に話せるようになる