レペゼン地球のセクハラ
2019年7月
経緯
新規加入メンバーのTwitterから、上位メンバーからパワハラをされたという暴露LINEがTwitterで拡散される
以前から性的関係を強要されたりするといった内容で、炎上する
告発したメンバーには同情の声が集まる
著名アーティスト(マキシマムザホルモン)のメンバーからも言及あり
数日後、そのこと自体がすべて仕込みであったというMVが発表される
MVの内容「これはすべて炎上商法であり、金がないし効果的な方法はアンチは拡散してくれて助かる」
MVの中には著名アーティストが出演している
パワハラはダメだと諌める役として出演
セクハラをネタにしたことに関して、著名アーティストに批判が殺到
想定を超えた炎上があったということでMVが削除される
考察
この記事はレペゼン地球のことは追っていないのでほとんど知らない人が書いている
SNSによる告発がよく利用されるようになったので、バズらせるだけなら上手い手法だと思う
この手法は一度しかできない。信用を消費してブーストする手法であり、2回目以降からは「どうせネタなんでしょ?前もネタだったし」と本気で信用してもらえない
批判が届かないという点で狭いコミュニティのYouTuberは「べき論の外」にいたが,「レコード会社に所属するアーティスト」が「社会との接触点」になって批判が集中して動画が削除されることになったのだろうと思う.しかし,その接点がなかったらずっと動画が公開されたままだったのではないだろうか.
炎上目的で狭いコミュニティにいる作家に批判は届かない構造.テレビや会社のコンプラ地獄とYouTubeのコンプラなき悪戯の差が社会への批評性を意図せず持った状態.手法や題材のモラルを作家は叩かれてしかるべきだが叩く参加者自体も作家の目的に加担する構造になった.このループをどう突破できる?
放送に関して倫理的な制約のある社会(TV、ラジオ、レコード会社)では起こりえないことがYouTubeなどの狭いが無視できないサイズ(100万人程度)のコミュニティでは起こる