ホモ・デウス
https://www.kawade.co.jp/homo-deus/
出版年:ヘブライ語版は2015年、英語版は2016年9月(英国)、2017年2月(米国)
ユヴァル・ノア・ハラリ
飢饉
人類史上はじめて飢餓で死ぬ人より太って死ぬ人の方が多い時代に突入
飢餓は対処できない神の問題ではなく、無能な政治の問題になった
感染症にたいする医学の完璧な勝利
黒死病
天然痘
SARS
AIDS
テイクソバクチン
この本はCOVID-19以前基素.icon
人造の感染症
戦争がなくなりつつある
この本はロシアによるウクライナ侵攻の前基素.icon
古代の農耕社会 死亡率のうち暴力は15%。いまは1%
糖尿病の方が死人が多い
平和が富を生む
サイバー戦争
テロリストは微力すぎる。自力ではなんともならないのでアメリカを怒らせて代わりに攻撃させる。
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概要:
本書は、人類(ホモ・サピエンス)の過去を振り返りつつ、未来に人類が幸福、不死、神のような力を手に入れる可能性を議論する。
「ホモ・デウス」とはラテン語で「人間(ホモ)」+「神(デウス)」の意味。
主な内容:
1. ホモ・サピエンスは動物界を征服し、地球を支配する種となった。
2. 人類は約7万年前の言語革命以来、「国家」「宗教」「貨幣」「企業」など、人間の心の中にしか存在しない概念を作り出し、これを通じて集団協力を可能にした。人間中心の思想であるヒューマニズムは一種の宗教であり、21世紀の人間は幸福、不死、そして絶対的な力を求めるようになると予測する。
3. 一方で、技術の発展は人間が自らの生きる意味を見出す能力を脅かしている。人類が「ホモ・デウス」(神のような存在)に置き換えられる可能性も示唆する。
4. 最終章では、人間自身がアルゴリズムのような存在であり、ビッグデータが世界の中心となる時代には、人間らしさが失われ、人間が時代遅れになる可能性を示唆している。本書は「意識を持たないが高度な知性を持つアルゴリズムが、人間自身よりも我々をよく理解した時、社会や日常生活はどうなるか?」という問いで締めくくられている。
批評:
The Guardian紙のDavid Runcimanは、本書の独創性と文体を評価する一方で、人間への共感が欠けていると指摘。
The Economist誌は、本書を表面的で一般化が多いと批判。
Journal of Evolution and Technology誌のAllan McCayは、ハラリの人間をアルゴリズムとして捉える見方に異議を唱えている。
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