オリジナリティは殆ど無いのが普通。それでも価値はある
オリジナリティというものは多くの人の多くの仕事ではほぼ存在していない。巨人の肩に立つ仕事がほとんどであろう。しかし、それでも価値はあると考えている ここでのオリジナリティは「10年後に他人から参考にされるような仕事」のイメージ
たまに、そこに薄く自分の独自性が発揮できる機会があるかもしれない
例
ネットにある価値の高い情報の内容をそのままYouTubeに転載した
YouTubeでしか検索しない人にとってはこれは価値のある動画になるだろう
注:動画制作をオリジナリティと言い張ることもできるだろうが、特殊なことをしていない限り私はオリジナリティがあるとは感じないし、ここではそういう動画を想定している
昔話「桃太郎」を再解釈した漫画を描いた
テーマや話の構造は昔からあるものを使った
絵やコマ割りは自分で書いた
どこかで見たことがある話であり、どこかで見た展開、誰かに似ている絵柄
しかし、これは十分オリジナルと主張して良いだろう
こういう薄いものを我々はオリジナリティと呼んでいる
オリジナリティが高いことを証明するのは難しい
自分がオリジナリティが高いと証明するのは、この世に自分と同じことを言っている人がいないことを示す必要がある悪魔の証明 オリジナリティがあると思ってもらうのは比較的容易い
相手が知らない要素が高ければ「オリジナリティが高い」と評価してもらえる
例えば全く知らない国の文化を持ち込めばオリジナリティが高いと評価するだろう。「相手の国の常識」を知るまでは。