オシロスコープの選定
共立電子が主催で行ったオシロスコープ入門の資料
2010年
https://www.youtube.com/watch?v=wYcvbT3U0dI
基本スペック
周波数帯域
周波数帯域は -3dB(本来の振幅の約70%)で規定されているので、仕様に規定された最高周波数で波形観測すると、振幅は本来の -3dBとなる
https://gyazo.com/50b67a517f1618ae5a7121cf113274c8
正弦波で言えば測定信号の3倍以上の周波数帯域が必要
周波数帯域と同等周波数の正弦波を観測すると減衰する(正しい電圧値は読み取れない)
1/3程度だと波形が鈍る
サンプリング速度
十分な分解能があるか?
サンプリング定理によれば測定対象の2倍を超えないと不十分であり、全く異なる周波数として表示する可能性がある 実際には正弦波を計測する場合、その周波数の2.5倍以上のサンプリング速度が必要
最近のオシロは補完を$ \frac{\sin(x)}{x}で行う
回路設計を実務でやる知人曰く基素.icon
実際の製品設計では1/50とかで見るらしい
なぜ?
100MHzのオシロなら2MHzまでの値を信用する
ホビーなら1/10ぐらいは信用しても良いらしい
100MHzなら10MHz
パターン自体の設計が気になり始める
容量性カップリングは、意図せずともしばしば起こる。たとえば、隣あう導線間やプリントパターンの間などである。
...ノイズとして現れることも多い。
カップリングを低減する目的で、導線やプリントパターンの間隔を広くしたり、互いに影響を及ぼす可能性のあるシグナルの間に、グランドラインやグランド面を置くことも多い
注意:オシロの最高サンプリング速度はチャンネル数に依存する
どれぐらいの時間観測したいか
観測できる時間=サンプリング間隔xメモリ長
例:1GSa/sで20Mptsなら
$ 10^{-9}\times2\times10^7=0.02\,s
50Hzの電源を見るとすると1周期分
本当?短すぎない?
時間軸を広く見たい時にはサンプリングレートが落ちるっぽい
最高サンプリング・レートが1Gサンプル/秒、メモリ長が10Kポイントのオシロスコープの場合は、波形を10μsの時間だけ連続してディスプレイに表示できる
メモリ長がないと
サンプリング速度をおとさないといけない
チャネル数
プローブ選択
他に欲しい機能
Webブラウザから見られると便利
Gyazoりたい
https://youtu.be/Bi9EaPlCA00