インターネットにおける匿名顕名議論
Webサービスの利用が匿名がいいか顕名がいいのかというのはいろんな議論がある 少なくとも2001年から議論され続けたテーマ
顕名で悪意を防げるか?
カジュアルな悪意には対抗できると思う
ある程度強度のある悪意には全く無力
アカウント作り直すぐらいのことはする
proxy、ダークウェブなどなど
事実
実名のFacebookでもクソリプを書く人は普通にいる
Twitterより割合少ないかもしれない
東京大学大学院の人文社会系研究科、池田謙一教授
同氏はネット上でのコミュニケーション行動に興味を持ち、オンラインRPG「リネージュ」のプレイヤーを対象にアンケート調査などを行っている 池田氏は、総務省が実施した調査結果を分析して、オンラインゲームユーザーの一般的特性を描き出す。
リネージュの調査では、「アンケートに答えてくれたユーザー1500人に、WebMoneyをプレゼントする」という主旨の告知を、リネージュのサイト掲示板などで行いました。この結果、1362人の有効回答を得ています。
ただ、この募集は早いもの勝ちだったため、比較的ヘビーユーザーが目ざとく見つけて、応募してしまった可能性はあります。ランダムサンプリングとは、言えません。もっとも、韓国でも同様の条件で募集を行っているため、“日韓の比較”を行う上では問題ないものと考えています。
それによると、たとえばオンラインゲームユーザーは、ほかと比べてテレビの視聴時間が短いが、ニュース視聴時間は長い傾向がある。また、新聞の閲覧時間も長い傾向があったという。
同氏はこの中で、オンラインゲームユーザーは社交的で、インターネットの世界で“イノベーター”としての役割をはたす存在だとの自説を展開した。
研究者なのに主語がでかい
何か根拠となる論文がある?
匿名掲示板『4chan』を創設したクリストファー・プールの主張を紹介。 多元的なアイデンティティー
ともだちだけが社会ではありません。人は、自分の興味があること、自分が専門としていることを通じて、もっと社会とつながりたいと思っています。ともだち以外の人とつながりの生まれる場所に行きたいと感じています。
ソーシャルネットワークは、"social"という言葉を持ちながら、あまりこういうニーズには応えていません。既に知り合ったソーシャルな関係を定着させることには使えても、新たなソーシャルネットワークを開拓する事には使えません。
オンライン・コミュニティにおける実名とハンドルの名乗り傾向:NIFTY-Serve 心理学フォーラムの事例(2013年2月15日)
折田明子(慶應義塾大学),◯三浦麻子(関西学院大学),森尾博昭(関西大学),宇田周平(慶應義塾大学),田代光輝(ニフティ株式会社),鈴木隆一(ニフティ株式会社),松井くにお(ニフティ株式会社)
『ネットコミュニティの設計と力』で第4章を執筆していただいた山極寿一さん(京都大学総長・専門は霊長類社会生態学、人類進化論)が、人間以外の動物は1つのコミュニティにしか属せないが、人間だけが唯一、家族・職場といった複数のコミュニティに同時に所属できるという指摘をしています。 ソーシャルメディア・アカウントの開設の際に、本人確認が可能な身分証明書の提示を法的に義務づけるべきだという嘆願書がネット上で出回っている
問題点
本人確認が全てに必要になる
サービス側は全員の個人情報を取得して管理する必要がある
本当に本人確認できない貧しい人たちがアクセスできなくなる
全員がいろいろなサービスでしっかりとした年齢確認する必要がある
オンラインコンテンツが虐待、ハラスメント、犯罪の媒介として悪用された場合に、それがユーザに起因するものであれ、匿名でなされたものであれ、ユーザが捜査機関に救済手段を与える政策的・法的選択肢はすでに多数存在している
調査権限法(Investigatory Powers Act)
裁判所の開示命令(Norwich Pharmacal Orders)
捜査機関は、罵倒メッセージの送信に使用されたプラットフォームと直接交渉することもできる
嘆願書を作成した人物にオンラインで罵倒メッセージを送った市民が逮捕・起訴されている。
出所不明の言論やオンラインの匿名性を悪用した犯罪の大部分に対応する規制・執行モデルはすでに存在している。問題は、なぜその手段が十分に活用されていないのか、さらには、政府や嘆願者が現行法では対処不可能だとして作ろうとしている新たな規制によって、何を達成したいと考えているかということだ。
もし法律でインターネット接続者の身元情報登録を義務付けたら?アダルトサイトを覗くのも、仕事の愚痴を垂れるのも全部実名と紐づけられるとしたら?それは果たして「きれいなインターネット」なのだろうか。匿名性は悪意の温床でもあるけれど自由の源泉でもある。めんどくさいね。
Niftyはこの印象が強いw RT @henachokodoumei: @koizuka ほぼ実名でボコり合う場所です
「インターネットを実名必須にすれば平和になる」という意見は韓国の例を引くまでもなくNiftyなりfjなりを知ってれば「人間そんなふうにできてない」ということはわかるので、やはり歴史を知るのは重要
マジかw いくらでも荒れたわいw バトルウォッチャーとかいたじゃないか…w QT @momozou: そういえば、NIFTYは実名だったから荒れてなかった(キリッ なんて実名主義の意見をみると鼻で笑いたくなるんだよなー。
Niftyユーザーがハンドルを使い始めたんですよね、インターネットで。 RT @bangyan2 同感。インターネットは匿名が基本などと言われて違和感を感じたくち。RT 日本で「インターネットは匿名が基本」になったのはNiftyのせいだと信じてる。その前は実名が基本だったよ。
そうそう!fjにniftyが流れ込んできたときに気持ちの悪いことが起きた。fjでは所属(学校名や社名)と氏名を明らかにするのが一般的だったのに、nifty組がハンドルで「実名キモい」と騒ぎだした。僕が今も実名でネットを使うのは、fjからの連続性。 当時のインターネットは実名が普通で、後にniftyやPC-VANがインターネットに接続されたらハンドルネーム文化が持ち込まれて、少なからぬ摩擦があった。僕の同世代の鳥人間の多くが実名なのは、この時代の名残。実名時代から連続してるからハンドルネームへの切り替えをしなかった。
古のパソコン通信の民もすっかり忘れてると思うけど、初期のNIFTYは、実名制だったんぢゃ。
・フォーラムに入会するとき GO HANDLE でハンドルを設定する (フォーラム毎に違うハンドルを使える)
・メールは実名で送られる
仕様でな
基素.icon
実名か匿名か、というときの実名は文字通りの実名を指さない
トラッキングできるIDがあるかどうか
実名でもトラックできなければ期待している機能はない
匿名かどうかはグラデイション
トラッキングされやすさで定義できそう