アメリカの株価がここ数十年成長したのは長期金利が低いから
2022年8月30日 「株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
1970年代にアメリカでは物価高騰が起こり、金融引き締めを行なっていた。
アメリカの長期金利のチャートを見てみると、1981年を頂点にそこから40年下がり続けている
https://gyazo.com/f9c32f1e30465440498137415e72a545
リーマンショックのような事態になっても長期的な株安にならなかったのは、即座に金融緩和を行なって株式市場をバブルにすることが出来たからである。
アメリカのインフレが起きたのでこれからは簡単に緩和できない
https://ecodb.net/country/US/imf_inflation.html
Lawrence Summers「経済の生産能力が落ちたのならば、需要も減らすべきだ」
「減速は中央銀行が金利を大幅に上げなければならなくなることから来るのか、あるいは物価上昇...によって起こるのかはそれほど明らかではない。だが経済の減速なしで低インフレの時代に戻るとは思えない。」
2017/07/13 米国の低い長期金利が「割高な株価」を許してきた だが、3%超えですべての前提が狂う
バフェット指標の長期的な上昇、シラーPERのここ20年程度の上方へのシフト、そしてリーマンショック後の8年に及ぶ株価のラリーは、いずれも歴史的な低金利環境によって支えられている可能性が高い
関連
リーマン・ショック以後は低金利なので株ぐらいしか買うものがない(2020)