「この料理は多すぎる」
「足りなかったら増やそう」というふうに、
いま起こってる事象をそのまま
しらみつぶしに解決していくのは、
誰でもできることだし、工夫もいらない。
たとえば、ある料理店で、お客さんが
出てきた料理について「多い」と言ってる。
そのときに、「多い」と言ってる人は、
なぜ「多い」と言ってるのか。
その根っこにあるものは、
じつは「多い」ことが問題じゃなくて、
「まずい」ことが問題だったりするんです。
岩田 だから、本当はたいして多くもないのに、
「多い」って言われた問題だけを見て、
「まずい」ことに目を向けられなかったら、
量を少なくしたところで解決にはならないんです。
本当の問題が「まずい」ことだとしたら、
「まずい」ことを直さないと、
「多いから少なくしました」というのは、
一見解決してるようで、じつはなにも解決してない。
顧客の感情は正しいが、不満を説明できていない
アイデアを閃いたときにそれが顧客の問題を解決するかは実行した後に事後的に評価するのだろうか?
間違ったらダメージが拡大する
@mangakap: 「セリフ多すぎますね」って言われたら、いったんその話一から作り直します。「セリフ多いな」と思わせるのは量の問題じゃないです。話がつまんないからです。「校長の話長えな」と思うのは話がつまんないことが原因。仮に校長の話10分から5分に減らしたとしてもやっぱり「長えな」って言われます。 関連
顧客の意見は正しいが、その先に革新はない
顧客の不満を聞くと正しい解決策(車)が生まれない、という意味でも使われる
この意味は上の例えに近い