Scrapboxはネットワークをそのまま外部に露出できる
発端の議論の解決を目的とせず、細かいツッコミ、脱線のようなことも進んで実施する これにより発端の議論の解決はできないが、それにより新たな発想が生まれることがある
これはパラダイムシフトだと思う
通常は脱線すると相手を苛立たせる
「本筋じゃないことにいちいち茶々を入れないで欲しい」「重要じゃない議論では?」
重要かどうかは実はちゃんと評価できているか怪しい
「それって今話すことですか?」
理想は全部別の議論としてやること
しかし、それを成立するだけの構造が成立していない
並行に議論ができる良いツールがなかった
箇条書きが一級市民
早い
全員で編集できる
相互参照が容易で追いやすい
これは使ってみないと分からない非常に高い価値
使ったことがない人は「行リンク貼ればいいじゃん!他のツールでもできる」と思うだろう
多分最有力候補はGoogle docsのようなものだろうが、体験が全然違う
そこに価値を感じる人が少ない
そのような状況では、もう一回話せばいいという選択がされる
結局、深い議論はできない
何度も同じことを議論する羽目になる
Scrapboxならできる
メンタルモデルも変えないといけないから、初めてこれを見た人は「何関係ない話ししてるんだ!」とイライラするかも
本当に重要じゃない議論は枝が伸びずに終わる
終わった議論が重要じゃない議論だ
伸びた議論が重要な議論だ
これはある程度は予想できるかもしれないが、予想の精度は多分主観的な確率より低い
「9割予想できる」と思ったら5割だった、みたいなことが多分起こる
一般にこのような多変数の予想の精度は高くない
ある程度は予想できるかもしれないが、何処かから予想と異なるはずだ
それは予想できていないということ