FANBOXの値付け
とも子:これはピクシブの人から言われたことなんですが、プランは下手に安くしない方がいいそうです。
基本的にお金を出す人か出さない人の2種類しかいないから、100円とかではなく、500円とか1,000円のプランを作る方がいいよ、と。
それで、1,000円以上で読める漫画や小説の先読みコンテンツを作ってみたら、たくさん支援してもらえるようになり、生活がかなり楽になりました。
今では、頑張ればFANBOXだけで生活できなくもない、くらいの額を支援してもらえています。
過去資産化するための工夫
安いものと同じ内容でも高いものを用意したほうがよい
一部のユーザに支えられるソーシャルゲームはたくさんある
もっと出したいとうありがたい人からもらっておくのは悪いことではない
自分はコンテンツを見てなくても応援したいと思ったら課金することがある
100円だけのプランより、同じ内容でも100円と500円を用意するべきだし、高くて誰もやらないだろうと思っても2000円や5000円のようなプランを用意しておくべき
影響力を行使される(あるいは優遇しないと…という意識が働いた結果悪い方向に行ってしまう)があることは最初に検討しておいた方が良いだろう
FANBOXは1月の課金で過去のコンテンツが見られる
Fantiaなどに比べて特に初期の支援者に有利なの仕組みになっている
なぜこう言う仕様になっているのだろう?
目的はクリエイターの安定した作品制作のはずで、それにそぐわないと判断したのでは?
課金が発生するだけで、課金している人に特になるコンテンツを作らなければいけないと言う意識が芽生える
しかし個人でコンテンツを量産できる人はかなり少ない
課金してくれている人に申し訳ないと言う気持ちが大きくなり、結局FANBOX自体を閉じてしまう
本末転倒
初期においてはクリエイターに月額課金なんて流行らない(Netflixではなく個人に課金する人がどれだけいる?)と言われていたから、そのハードルを下げるための施策だったかもしれない
1月縛りにするとクリエイターも作品を作らなければいけないという義務感がさらにます
さらにそんなにコンテンツがない場合、コンテンツがない月が発生する。支援を始めるタイミングで何もないのは少し寂しい。
販売ではなく支援するのだと言う考え方
月極だと販売という色が強くなる気もする
この辺りは木の持ちような気もするが
クリエイター側の考え方は色々ある
@pedori3: えー!全然大丈夫どころかひと月だけ課金で全部DLしてすぐ抜けてもいいんですよ!でももちろんずっと応援してもらえるのがいちばんありがたいんですけど😭次のも見たいから退会せずに続けよーって、そう思ってもらえるように更新がんばります〜! 月500円は「1000円の作品が1冊売れる」ことに相当する
非専業作家の場合1000円の作品を出せるのは年2回程度だろうから、これはまあまあ無視できない数字だろう
課金した月しかみることができない
公平性が高い
毎月コンテンツをちゃんと出力できないなら支援しづらい
ユーザーの視点
クリエイターが予告なく値上げをするパターンがある
500円のコンテンツがあったとして、3ヶ月放置していたとする
2000円のプランが新設されて、1ヶ月以上経ったらそちら、というふうになったりする
2ヶ月分損をした気持ちになる
高額のプランは喜びを表現した方がいい
価値はクリエイターを支援できていると言う嬉しさ
「余裕があれば」より「励みになります」系のメッセージの方がいい