AI着色を利用した作業時間短縮
3D空間でopenpose用3Dモデルなどを使用して脳内イメージ通りの構図を再現するのは案外難しいです。
視点が硬化してイラスト的な構図やパースが損なわれがち...
描きたいキャラと3Dモデルの身体バランスが違っていたら使えません。
3Dポージングにも何分か時間がかかる...
5分くらいでビャッと適当描きした方が楽...
線画は1から手描きトレスが早い
blenderは基礎色や影やハイライトやエッジの線をレイヤー分けしてレンダリングできるので、今回も何種かレンダリングしておいて背景作成時に使用していきます
背景とキャラクターを自動着色する際に最初にライティングを決めておかないと浮いてしまう
私もopenpose弄って良い感じのポーズが出来た時は保存しております
自分の絵柄にあったモデルが描けないものが出ると困る
イラストの場合、作画の違いは大きいので、何か描いてる途中で生成できないものにブチ当たるたびにモデルやLORAを変えてたんじゃ作品がガタガタになるのだ。
ControlNet1.1でLineart(引用者注:ControlNet: Anime Lineart)が実装され、AI着色の精度が1.0から大きく向上し、ある程度使い物になるレベルになっています。私もここのところAI着色を使用したイラストを7枚ほど作成してみたのですが、いずれも細部修正を施した上で3~4時間で1枚描けてしまいました。手描きと比べて作業時間は半分程度なので、これはかなり驚異的と言えます。 あまり学習されていない服装
変則的な構図
複雑な構図
微細な色ムラをはじめ根本的な画像品質など、難点は多くあります。
正直私は画像AI登場以来、「実写ホラー作りに役立つ」以外にはあまり自身の創作にAIを役立てる方法を見出せていませんでした。そんな中でAI着色を利用した作業時間短縮は、私にとっては2つ目の大きな成果として感じられたのでした。 あぶぶさんの事例はいずれも生成AIとあぶぶさんの深い共同作業となっている。これは自分の活用イメージだ。