2026-04-17
2026-04-16←創作日記(2026年4月)→2026-04-18 1週前:2026-04-10 1年前:2025-04-17
これはただのゲームです
非モテオタクと勘違いキモオジの対称性
2026-04-17 Lies, Damned Lies and Economic Vibes
トランプは「空前の好景気、インフレなし、全員減税」とほざいているが、現実はインフレ高止まり・成長鈍化・住宅ローン高・ガソリン4ドル超・1000万人の医療保険喪失見込みと散々だ。唯一「前例なき」水準を記録しているのはミシガン大の消費者信頼感指数で、これが史上最低を叩き出している。
ただし、それが謎なのだ。経済がクソだとしても、1970年代末のスタグフレーションや2008年金融危機よりも悲惨な消費者心理が正当化されるほど悪いかというと、数字上はそうじゃない。
歴史的に消費者信頼感は「ミゼリー指数(インフレ率+失業率)」でかなりうまく予測できた。だが2022年以降、アメリカ人は客観的な経済指標が示唆するより「ずっと」悲観的になっており、しかもその度合いは2023〜2024年よりさらに悪化している。
この「景気がそんなに悪くないのに気分は最悪」状態はKyla Scanlon が2022年に「Vibecession(バイブセッション)」と命名したやつだ。
Jared Bernstein と G. Elliott Morris の説:「原因はインフレ率じゃなく価格水準だ」。コロナ後の2021〜22年に価格が急騰し、その後インフレは落ち着いたが、価格は元のトレンドに戻っていない。消費者は「インフレが収まった」では納得できず、「値段が上がったまま」という事実に怒り続けているのだ、と。Morris は「要するに価格の問題、以上」と断言している。
クルーグマンの反論その1(相関と因果):コロナ後に消費者心理も価格も両方崩れたのは事実だが、他にも山ほどのことが変わった。価格水準の変数を入れるのは、単に「コロナ後に何かが変わった」というダミー変数を入れているだけじゃないのか?
クルーグマンの反論その2(時間的な期限問題):価格急騰は5年前の話だ。「以前いくらだったか」なんてもう覚えていないだろう。なのにvibecessionは深まり続けている。これはおかしい。
クルーグマンの反論その3(レーガンとバイデンの比較):バイデンはインフレを急低下させたのに「価格が下がっていない」と叩かれ続けた。だがレーガンも同じくインフレを下げただけで価格水準は上がり続けていた。にもかかわらずレーガンは「モーニング・イン・アメリカ」で圧勝した。この非対称性は何だ?
Bernstein の見解(補足):共著論文(Daniel Posthumusとの草稿)によれば、価格水準が消費者心理に影響するのは実は歴史的に見て異例で、1980年代以降の「低インフレの長い凪」のせいで人々が価格ショックに過敏になったのかもしれない、と。「長い凪のあとの嵐は、嵐慣れしていない人間にはより堪える」という話だ。
しかしそれでも「なぜ過去1年でさらに悪化したか」は説明できない。クルーグマンの仮説:2024年の嘘の影響だ。トランプは「就任初日に食料品価格を下げる」「エネルギー代を半減する」と約束して票を集めたが、有権者はいまやそれが嘘だったと気づいている。その裏切り感が心理を一段と悪化させているのではないか、と。
https://www.youtube.com/watch?v=FX_1SCB23ys
5ちゃんねるのオフ会潜入 / してはる
行動力ヤバい