2025-05-26
https://youtu.be/YVG2vQuHq-Q?si=drq2cezNNbf5Nx_J
https://youtu.be/k-avMK_jyNE?si=SeG55Y2jdOYd4BbF
シーツ半年か〜(長いな...)
https://www.youtube.com/watch?v=noDT7Sfwr4g
https://gyazo.com/74319c2f4b8722bfc734b91b5da02837
基素.icon常識と異なる興味深い点をまとめて
o3.icon
まとめると、今回の超長期金利急騰は「財政不安だから」という単線的な話ではなく、
①保険会社の規制対応完了で需要が急減
②市場ボラティリティ上昇で投資家が様子見
③日銀の買い縮小と発行増の受給悪化
④裁定取引が機能しないほどの不安定さ
――が重なった“複合事故”に近い。
財政悪化こそが長期金利上昇の主因、というイメージは強いが、債券プロのアンケートでは「財政リスク」を挙げた人は1割未満。彼らはむしろ「市場が荒れていて買い控えたい」が最大要因と答えている。 Paul Krugman.iconが「不確定な状況それ自体が最悪」と言ってるのはこういうこと
10年国債利回り(1.5%)と20年国債利回り(2.5%)を単純比較すると「20年は低利で損」と感じがち。しかし20年物を2本の10年物で繋ぐと、後半10年間で3.5%以上の利回りが必要になる計算($ 1.015^{10}x^{10}=1.025^{20}を解く)で、むしろ20年物の方が“割安”になっている。
超長期国債の最大購入者は生命保険会社。規制強化(2025年導入の経済価値ベース規制)への準備で過去数年は大量に買っていたが、もう目標量に到達し「買い増す必要」が薄れた。需要減は予想外に大きい。
日銀は金融正常化で国債買入れを縮小中。これも供給過剰を招くが、量自体は事前に分かっていたはず。それでも金利が跳ねたのは「買い手が本当に現れなかった」から。
国債(金利固定)を買い、金利スワップで変動金利に替える「アセットスワップ」は本来、固定金利が上がると逆に魅力が増す。ところが市場の混乱でこの取引を解消する動きのほうが強く、スワップ金利と国債金利の差が史上最大級に拡大。裁定取引が働かず、市場がまだ正常でないことを示す。 含み損が膨らんだ40年債などを生命保険会社が「原損処理を避けるために一部売却する」といった“テクニカルな売り”も観測され、需給の読みを難しくしている。
財務省は国債発行計画を機動的に絞る権限を持つが、今のところ動かず。「金利上昇を財政健全化論議に利用しているのでは」という市場の皮肉も出ている。
日銀に「もう一度買い増してくれ」という声はあるが、量的緩和へ逆戻りと受け止められるため実行は極めて消極的。
40年債などの入札結果が当面の最大イベント。入札が順調なら金利は落ち着くが、また弱ければ追加スパイクのリスク。
このまま委員長のファングッズとして売れそう