気候変動
トランプの「グレート・アメリカン・ステートフェア」、熱波で早々に閉店。人はガラガラだったが、それでも44人が体調不良の手当てを受け、11人が搬送された。まあこのイベント自体はどうでもいい代物だが、これから続く混乱の前触れではある。
気候科学者たちが何十年も前から警告してきた予測は、ことごとく当たってきた。だから今後さらに温暖化が進むという予測も、素直に信じるべき。
「平均気温が2.5度上がる」なんて数字だけ見ると大したことないように思えるが、これがくせもの。平均のちょっとした上昇が、熱波や高潮といった極端現象の頻度を跳ね上がらせる。だから被害は平均値の印象よりずっとでかい。
実際、欧州の熱波では超過死亡が数千人規模。アメリカは空調普及のおかげで被害は小さめだったが、ゼロではない。
経済的損失もすでに顕在化しつつある。2025年の欧州熱波だけでEU のGDPを0.26%押し下げたという試算もある。毎年これが起きるとなれば無視できない額に。フランスでは鶏が何百万羽も死んだそうだ。
アメリカ国内では、電力価格の急騰が今回の熱波の象徴的な経済的影響。AIデータセンター需要で元々逼迫している電力網に、猛暑によるエアコン需要が追い打ちをかけている。
それなのにトランプ政権は再生可能エネルギーが大嫌いで、太陽光・風力をつぶしにかかり、石炭復権を無理やり進めようとしている(うまくいかないだろうが)。
この化石燃料回帰路線がまずいのは三つの理由から。①アメリカはまだ世界のCO2排出の13%を占める主要排出国であること。②中国などにエネルギーの未来(電動化・再エネ)を明け渡すことになること。③気候変動の経済損失はどのみち避けられないが、再エネを拒否すればその損失はさらに膨らむこと。
おまけにトランプ政権はFEMAや国立気象局の予算を削り、防災・復興支援まで切り捨てている。病気の診断が気に入らないからと病院を焼き払うようなもの。
先週の「サーモスタット戦争」も象徴的。ニューヨーク市長マムダニが停電回避のため冷房設定を78度にと呼びかけたところ、右派論客が「左翼の極端主義だ」と大騒ぎ。ところがこの助言、実は連邦政府が長年出していた指針と同じだった。すると今度はエネルギー省がその指針のページをさっさと閉鎖してしまった。
気候変動による経済的損失はもう相当部分が織り込み済み。だがトランプ政権が科学と基本的なエネルギー経済学を無視し、防災インフラまで壊しているせいで、被害は本来よりずっと大きくなる。
https://gyazo.com/8e674c891339977917af168d5b257897 https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/index.html
https://youtu.be/u8bqfNj8OF4
@arakencloud: 正直いま地球がヤバいので、気候変動アクションガイドを作りました。地球温暖化で何が起こっていてこれからどうなるのか、どんな対策が効果的か、個人でできるアクションなどまとめました。気候変動対策は我慢するものではなく生活をより豊かにするものです。対策を考えるきっかけになれば嬉しいです。 https://pbs.twimg.com/media/FETel25agAAlYCp.jpghttps://pbs.twimg.com/media/FETel25aIAA7NZM.jpghttps://pbs.twimg.com/media/FETel3gakAIWnbb.jpghttps://pbs.twimg.com/media/FETel6naMAQhkwr.jpg
北極域の大規模火災によって記録的な量の二酸化炭素が放出された。その一因は、炭素を豊富に含む泥炭地が燃えたことにあり、温暖化で永久凍土が融解して、燃えやすい環境はさらに拡大している。 温暖化をテーマにしている科学論文の97%は、人間活動によるCO2増加が温暖化の主な原因であることを前提にしています。CO2の増加が原因ではないという3%の論文の内容を吟味すると、間違っているところがいろいろあります
太陽活動は地球の温度に影響を与える(1℃下がる)
今世紀末までに平均気温が2°C〜4°C上がっていくので、気温の上昇には人間活動の影響が強いだろうということになります。
根拠:シミュレーション結果
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/imgs/201806/330006_1.png
次の氷期は何万年か先だということが科学的に認識されています。氷期-間氷期のサイクルは、基本的には天文学的な現象で、地球の公転軌道、自転軸の傾きが木星などの重力の影響等を受けて、微妙に何万年周期で変化します。それがきっかけになって地球に入ってくる太陽エネルギーの分布が変わり、氷が増えたり減ったりして起こると考えられています。現在の間氷期を終わらせるような太陽からの入射エネルギーの弱まりはしばらくこないことが天文学的な計算からわかっています。
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/imgs/201806/330006_3.png
人間活動によるCO2などの増加が温暖化の主な原因ということの強い根拠になっていて、これを覆すような議論は聞いたことがありません。
大気中のCO2濃度の精密観測が実施されるようになると、その増加率が化石燃料の消費量から予想される増加率よりも小さいことが明らかとなりました。このことから、海洋や陸上生物圏がCO2を吸収しているのではないかと考えられるようになりました。
金星はCO2が主成分で表面温度が460℃。なかったら-50℃
CO2などの分子は赤外線を吸収・放出することがわかっている
すべての赤外線が吸収されていない(=CO2が増えると吸収量は増える)ことがわかっている
どれだけ温暖化するのかは不明
温暖化に伴って状態変化することによって温暖化が思ったより小さくなる/大きくなるかもしれない
国連のIPCC=気候変動に関する政府間パネルがことし8月に公表した海面上昇の予測です。
化石燃料を大量に使い続けた場合、2100年までに最大で1メートル余りに達するおそれがあると指摘しています。
...モルディブの島の8割は海抜1メートル以下...