デザイン保護法
2022/3
これまでデザインは意匠法による保護が中心であった。だがデザインの種類や利用場面によって、著作権法や商標法、不正競争防止法も駆使される。伝統的なプロダクト・デザインから最新の画像デザインまで、どの法律によっていかなる内容の保護を図るべきか、学説・裁判例の積み重ねをもとに、幅広い議論の全体像を示す。
目次
序章 総 論[茶園成樹]
第1章 プロダクト・デザイン[茶園成樹]
第1節 はじめに
第2節 意匠法による保護
第3節 商標法による保護
第4節 不正競争防止法による保護
第5節 著作権法による保護
第2章 パッケージ・デザイン[宮脇正晴]
第1節 はじめに
第2節 意匠法による保護
第3節 著作権法による保護
第4節 商標法による保護
第5節 不正競争防止法による保護
第1節 はじめに
第2節 創作物としての保護1──意匠法による保護
第3節 創作物としての保護2──著作権法による保護
第4節 市場先行利益の保護──不正競争防止法2条1項3号による保護
第4章 空間デザイン[中川隆太郎]
第1節 はじめに
第2節 建築物のデザイン
第3節 内装のデザイン
第4節 都市のデザイン
第5章 画像デザイン[麻生 典]
第1節 はじめに
第2節 意匠法による保護
第3節 著作権法による保護
第4節 不正競争防止法による保護
第5節 商標法による保護
第7節 欧州の状況
第6章 グラフィック・デザイン[横山久芳]
第1節 はじめに
第2節 アイコン
第6節 広告デザイン(看板・ちらし等)
第7章 キャラクター・デザイン[上野達弘]
第1節 はじめに
第2節 キャラクター
第3節 ぬいぐるみ・人形
索 引
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