シーズニング
油を重合させて、炭化した油の層をつくり、フライパンなどの鉄と分子的に結合させ(表面を覆って)フライパンの腐食を避ける処理のこと
When oils or fats are heated in cast iron at a high enough temperature, they change from a wet liquid into a slick, hardened surface through a process called polymerization. This reaction creates a layer of seasoning that is molecularly bonded to the iron. Without this layer of carbonized oil, iron cookware would corrode and rust due to the oxygen and moisture in the air.
slick: 油膜
corrode: 腐食する
rust: さび
moisture: 水分
On a microscopic level, cast iron has a jagged, uneven surface. This texture provides more surface area for the seasoning to bond and adhere to the iron. As the layers build up, the oils and fats will fill in the texture, creating a smooth, naturally nonstick cooking surface that will last for generations.
表面をマグネタイトと油の重合物でコーティングすることで錆を防ぐことが可能です。
油慣らしは、新品のフライパンに行う処理でフライパンが錆びないように行うものです。
一方、油返しは、調理中にフライパンと食材がくっつくのを防ぐための行うものです。 油の成分の中には、二重線で表した二重結合と呼ばれる弱い結合をもったものが含まれます。ここに外部からエネルギーを加えると結合が切れて化学反応を起こして別の物質に変化してしまいします。
このリノール酸は、酸素と熱によって結合が切れ他のリノール酸分子と結合して重合反応が進みます。そのため粘度が高くなったり、固まったりします。これをフライパンの表面で行えば油が重合した層ができることになります。
イメージは悪いかもしれませんが、換気扇につくベタベタした油汚れをフライパンの上に薄く作るような感じです。
二重結合の多い油がコーティングに適していると言えます。リノレン酸>リノール酸>オレイン酸と言った具合でしょう。 例えば亜麻仁油・桐油・芥子油・紫蘇油・胡桃油・荏油・紅花油・向日葵油などの乾性油が上げられます。 オリーブオイルは、2重結合が1ヶ所しかないオレイン酸の含有量が高いため適していません
実際にやってみる
加熱するとすぐに煙がでますが、この煙が重合の進んでいる証拠なので怖がらずに加熱しましょう。
酸化鉄の表面を油でコーティングする作業
油を注ぎます。煙が出ますが大丈夫。これをシーズニング(油慣らし)といいますが、このときの油の選択は結構問題です。油には色々と種類がありますが、ヨウ素価によって
不乾性油 : オリーブ油
半乾性油 : 大豆油、ナタネ油、綿実油、サフラワー油。
乾性油 : クルミ油、アマニ油
などの種類に分かれます。オリーブオイルは不乾性油=乾燥しない油なので、フライパンの膜が上手にできず、好ましくありません。 植物油は,その乾燥性の強弱により,一般に乾性油,半乾性油,不乾性油 に分けられる。乾燥性は,油脂の脂肪酸中に二重結合を多く含むほど強くなる。
Wikipediaには「無添加の植物油(オリーブオイルが推奨される)」とかいてあるので真っ向から食い違う(Wikipediaに出典なし)
今回はクルミ油を使いましたが、日本の家庭であれば普通のサラダオイル(半乾性油)がいいでしょう。人によってはアマニ油が一番いいという意見もあります。
油を馴染ませたらオイルを捨てます。これで酸化させた表面を油でコーティングした状態です。このコーティングの膜はちょっとやそっとでは落ちないので、洗剤で洗っても大丈夫というわけ。というか、むしろ洗剤で洗ってきれいな状態を保ちましょう。
やり方
15分
https://youtu.be/Kn1IPLv8x4Y
5分
Wikipediaでは、錆止めの油分のコーティングを落とし、食用油でコーティングする作業としている
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