『Scrapbox情報整理術』
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https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51yMZ%2BQU40L._SY346_.jpg https://www.amazon.co.jp/dp/B07GJFBWWZ
#2018-08-05 09:54 8/4に『Scrapbox情報整理術』を読んだときのメモ
Scrapboxでは、1ページにいろいろと記載するよりも、再利用を考えて細かい粒度で入れていくのがよい
タイトルは、自分が思いつきそうなタイトルにすべき
ちょっと頭をひねって、綺麗にまとめようとすると、後から探すときに苦労する
『Scrapbox情報整理術』で出てきたプロジェクトの分け方
切り口
公開
非公開
個人
複数
プロジェクトの分け方
個人
公開 ブログ
非公開 個人の情報整理
複数
公開 共同編集
非公開 プライベートな共同編集
#2019-10-27 19:58追記
Wikiではダメですか?
勤勉さに満ち溢れていないと書き込めないようなツールでは、集められる情報に限界(あるいは偏り)が生じてしまう
ウィキペディアのように次々とリンクを踏み、情報の森の中に入っていくような感覚
Scrapboxの4つの特徴
簡易な入力環境
リンクによるネットワーク化
多様な使い方の許容
拡張性・利便性補助
ネットワーク型の整理は、情報が持つ連想(つながり)をそのままの形で保存する整理
新しい情報構造の「構築」ではなく、脳内にある情報体系の「表現」
脳内にある情報の動き方に沿って「整理」を進めていくと、自然とネットワーク型に近づいていく
情報を整理するために階層構造を作る必要はない
関連性・関係性に沿って情報を提示すれば事足りることが多い
関係性とは?
客観的なもの(著者名やカテゴリなど)
主観的なもの(連想)
脳が自然に思い出せる
See /shokai/脳内をそのまま出力したい
知識は再編され続ける
知識の性質
固定的情報
流動的情報
ドネル・ケバブモデルではなく、知識のネットワークが再編していく
パラダイムシフトがある
既存の知識体系を一変してしまうような新しい知識の獲得
知識は単にネットワークを形成しているだけでなく、その組み合わせ方が変わるものなのです。その再編は、当人が学び続けている限り、途切れることはありません。いつでも変化する可能性を秘めています。
この点が階層構造において知識を管理することの難しさを生みます。
再帰的な階層構造(ツリー構造)
ツリー構造でも単に分類して収めるだけなら問題ない
しかし、新しい項目を取り込み、組み換えが必要になったとき、途端に変化のためのコストが大きくなる
ネットワーク構造
再編はリンクを切り替えるだけで済む
どんなに収められた情報量が増えたとしても、その手間は増えない
隠れた知識
meganii.icon氷山の一角
https://gyazo.com/bbc2bbe95be524005b9b9ca3c155b1ed
図はナレッジ共有で意識をしておきたいポイント 〜 氷山のメタファから – エバンジェリズム研究所®より引用
ナレッジ・マネジメントの難しさ
暗黙知
知的創造企業
リンクベースで書きハッシュタグを補助に
単にハッシュタグをつけて終わりにするよりも、遥かに濃密なリンクネットワークが形成できる
途中でOK(常に未完成)
とりあえず頭の中から出してみる
思いついたことを書いてみる
ページリンクだけでも作っておく
常に未完成
タイトルは思いつきやすいもの
思い浮かんだときに、頭に思い浮かんだ言葉に合わせてリファクタリングしていく
意味のエッセンスをつくるときには過度に抽象化しすぎない
リンクを並べる順番
関連ページ項目の表示順は、そのリンクやハッシュタグがページに登場した順番
粒度の大きいリンクを先に書いてしまうと、全てそこに表示されてしまう
meganii.icon感想
scrapboxの使い方を語る上で、知識とは何か?に触れているので知的好奇心をくすぐられる。
脳内はネットワーク構造なのだから、知識を紡ぐツールとしてはネットワーク型の方が理にかなっているというのは頷ける。
本書に引用されている本に記載されている内容についてもっと詳しく知りたくなった。
抽象的な概念のページをもっと作っていきたい
meganii.iconおもいつき
外部リンクは、外部リンクと分かるようにする
リンクを右左にフローティングボックスで見れるようにする
抽象的な概念のページを作るときには、
https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51yMZ%2BQU40L._SY346_.jpg https://www.amazon.co.jp/dp/B07GJFBWWZ
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著者: 倉下忠憲
出版社: シーアンドアール研究所 (2018/8/13)
ISBN: 9784863542525
ASIN: B07GJFBWWZ
#知的生産術
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