【理科】オンラインコンテンツ活用
リ担当:奥津 憲人(新渡戸文化小中学校・高等学校)
エ担当:真木 大輔(愛媛大学教育学部附属中学校)
<目的> オンラインコンテンツを活用する目的は? 参加した先生方に聞いてみました。
オンラインならではの新しい授業ができる。最先端。
実際にできないことが体験できる。(大がかりな装置)(物理分野に有効。磁界を見せるなど。)
失敗の原因分析が簡単にできる。何度も繰り返すことも(反応前、後)
実験の細部まで見せる。
教員の負担減。(時短)
家にあるものや、100円ショップレベルでできる。
人数が多くても、全員がくいつく。
普段の授業がオンデマンド授業に。
家族の会話にもなる。
※そもそも「先生が授業の中で使うためのツール」と「生徒が自分で学んでいくためのツール」がある!
<使えるソフト・アプリ・サイト> 普段どんなコンテンツを使っていますか? 参加した先生方に聞いてみました。
【どの科目でも】
各教科、学年に分かれた授業動画が入っている。「考えるカラス」おすすめ。(考える問題を提示)
ビデオクリップが短時間、要点をまとめているので授業に使いやすい。
実験動画、理科に関する図などが提供されている。
環境に関する様々な数値情報が書かれている「環境年表」を活用したワークシートが紹介されている。
地図だけでなく、ストリートビューによる簡易ツアー、Voyagerによる学習もできる
論文を検索できるサイト
理科教材、ICT活用の紹介がたくさん紹介されているブログ。
JSTが提供する、「科学に関するニュース」がまとまったページ。時事を扱うときに良い。
【生物】
植物に関する様々な人の質問に、専門家がガチンコで答えるページ。ものすごく詳しく、かつ分かりやすく、面白い。
身近にいる原生生物の図鑑。写真があり、分かりやすい。
骨格標本が紹介されているページ。現在はまだ少ないが、非常に詳細に見ることができる。
ドングリで植物を分類できるページ。
身近な野草を季節や特徴などから検索し、探すことのできるサイト。めちゃ便利。
【物理】
音の学習に使用。オシロスコープ機能。
【地学】
日本全国の地質図が色分けで見える。石器(社)+岩石(理)の探究学習で使用しました。
星座早見版アプリ見ている方向にタブレットを向けると星座名、高度が表示される。
【理科と関係なく授業で使える】
これは、はずせない!!めっちゃ使えます(忖度?)1人1台「思考力」「プレゼン力」「英語4技能」を育てる 授業支援クラウド
シンプルなタイマー。文字が大きいので、後何分が分かりやすい。
無音カメラ。書類を撮影すると自動で四角(垂直)に撮影。めっちゃ便利。
動画や写真をつなげて、ムービーをつくることができるアプリ。誰でもおしゃれなのがつくれる。
いろいろなiPadアプリを紹介してくれるアプリ。結構面白いものが見つかります。
反転動画を超簡単に作成。有償の価値はあり。
教科として特定のものではないが、参考になる様々な解説動画がある。
世界的なプレゼンであるTEDの動画が見られる。
中学校の学習について、5教科の学習内容の動画と確認問題がつくられている、オンライン学習コンテンツ。
<具体的な方法> どんなことができるか授業をつくってみましょう。参加した先生方に聞いてみました。
中学校
・小学校~高校まで使える楽しい動画サイトを見つけました。
Bright Side Japan 動画 ~食べ物の人体の旅~
https://www.youtube.com/watch?v=kEoLUhBe_vo
starch digestion & absorption
https://www.youtube.com/watch?v=LWfXeCVp7Wk
生物
地学
環境
<注意点> オンラインをするうえで、「これは気を付けてね」という内容です。
・著作権について
教育用著作物制度 -授業目的公衆送信補償金制度- 2020年4月28日より開始! 2020年度に限り無償
平成30年著作権法改正による「授業目的公衆送信補償金制度」に関するQ&A(基本的な考え方)
問1 誰もが見られるウェブサイト上に、教材や授業動画をアップロードすることはできますか。
答1 誰もが見られるウェブサイト上にアップロードすることはできません。しかし、例えば、YouTubeを活用する場合「非公開」や「限定公開」という設定を行うことによって受信者を限定したらOKになります。
問2 学校間で教材の共有をすることはできますか。
答2 学校間での教材の共有はできません。