肝生検
→ 肝生検ガイダンス(2024)
https://gyazo.com/a9e61b245058c604c8402bb6a412488e
肝腫瘍生検率が国内では低い
治療と腫瘍亜型との関連が評価されていない
病因ごとの検討がなされていない
NASH生検率は新規診断患者の7%程度である
* 肝臓 63巻4号 211-213(2022)
健康保険組合加入者736万人2013-2017年度において診断前3か月の肝生検実施率
肝生検適応例(MASH)
at-risk MASH疑い NAS4以上かつStage2以上のMASH
持続的AST/ALT高値
非侵襲的検査の結果が矛盾
他疾患合併で診断困難
経頸静脈的肝生検 (TJLB) Transjuglar liver biopsy
* 肝臓 57巻6号 280-286 (2016) TJLBの有用性に関する後ろ向き検討
! 海外では4回以上穿刺して11個以上の門脈域をとることを目標とする???
→ 経静脈的肝生検
→ 禁忌:肝生検ガイダンス参照
肝生検
非侵襲的な肝評価法を確立するために
問題点
疼痛
腹腔内出血 0.6%
sampling error
播種:肝細胞癌の腫瘍生検では播種は約2%と報告されている
死亡検討
* 医療事故の再発防止に向けた提言 第11号 肝生検に係る死亡事例の分析(202003) 死亡例は0.1%未満
死亡10例の検討において
10例中7例は抗血栓薬を内服
10例中6例は主科が肝生検を行っていない
10例中5例は悪性リンパ腫の診断目的
肝腫瘍
画像診断 
腹部超音波(US)
肝障害
評価項目
肝脂肪化
VCTE
CAP
肝線維化
VCTE 
FibroScan
ARFI Elastography
Shear Wave Elastography
MRE 
炎症
Mp-MRI
画像診断 
腹部超音波(US)