正規分布
確率密度が$ \frac{1}{\sqrt{2\pi}\sigma}\exp(-\frac{(x-m)^2}{2\sigma^2}) $ (\sigma>0) である確率分布を正規分布またはガウス分布という。
正規分布の平均値は$ {m}、分散は$ {\sigma^2}であり、特性関数は$ \exp(imt-(1/2)\sigma^2{t^2})である。この正規分布を$ {N}({m,\sigma^2})と表す。とくに、$ {m=0},{\sigma=1}の場合、すなわち$ {N(0,1)}を標準正規分布という。
簡単に言うと
テストの成績は通常、平均点の近くの人数が一番多く、0点や100点に近づくほど人数が少なくなり、得点の分布は左右対称の釣鐘型になることが多いと言われます。このような分布の型を「正規分布」と言います。
https://gyazo.com/ce717c537320f17737cf2d816e2d9ffe
全国の高校生の身長や体重の分布など、多くの分布の型は正規分布であることが知られていますが、正規分布のグラフは中央が一番高く、両側に向かってだんだん低くなっていき、左右対称の釣鐘型をしていますが、正規分布の場合、この中央の一番高い位置に平均値がきます。 
統計データが正規分布となっている場合、平均値と標準偏差が分かれば、値が全体の中でどこに位置するのかがほぼ正確に分かります。
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正規分布の曲線を描く式は、1733年にフランスのド・モアブルが考案しました。1812年にラプラスが式を完成させたので、この式はド・モアブル-ラプラスの定理として知られています。
引用
大日本百科全書(ニッポニカ) 正規分布 古屋 茂
なるほど統計学\高等部 統計の作成・分析 正規分布 http://www.stat.go.jp/koukou/howto/process/p4_3_2_1.html
統計WEB 統計の時間 14-1.正規分布 https://bellcurve.jp/statistics/course/7797.html
(2019/10/25)
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