標準偏差
統計学の用語で,ある分布状態にある資料が,平均値のまわりにどのように散らばっているかを表わす値。 一つの資料$ x_1+x_2+…+x_nに対して,その平均を $ \overline{x}=(x_1+x_2…+x_n)/n
で表すとき
$ \sigma^2={(x_1-\overline{x})^2+(x_2-\overline{x})^2+…+(x_n-\overline{x})^2}/n
を,この資料の分散と呼び,その正の平方根$ \sigmaをこの資料の標準偏差という。正規分布の場合,平均値から標準偏差の二倍までの範囲に資料の95.4%が入る。 すなわち…
☆$ 標準偏差=\sqrt{分散}
引用
ブリタニカ国際大百科事典