他人に期待しない
他人の行動の結果が期待の範囲に入らなかった場合に、期待とのズレが不快な気持ちを生む。
「他人の行動の結果が、自分の期待の範囲に入るだろう」「入れることが他人の責任である」と考えない場合は、「他人の行動の結果は、自分の期待の範囲に入らないだろう」「だからその結果を元に、自分が期待するレベルまで持って行くのは自分の行動である」と考える。
この場合、他人の行動が同じようにずれたとしても、自分の行動のスタート地点が少しずれるだけで大きな差はない。この方が自分にとっての精神的なコストが低い。
つまり精神的なコストを下げるために「『他人の行動の結果が、自分の期待の範囲に入るだろう』という誤った信念を捨てよう」となる。これが略されたものが「他人に期待しない」だ。