ロイロ的Scrapboxの使い方

１. 「気づきメモ」と「仕様」の間を橋渡しできるツール

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自分でロイロノートを使っていたり、授業見学や研修会などで先生や子どもたちが使っているのを観察しているとき、先生方からのサポートに問合せなど、日々いろいろな問題に気が付きます。

勘違いしてボタンをタップしてる

使い方がわからなくなって迷ってしまった

他に困っていることがある

などなど。

その「気づき」の解決アイディアがすぐに思い浮かべばいいんですが、そんなことはほとんどありません。以前はGoogle Keepなどにメモっておいたんですが、そのまま埋もれていってしまう状況でした。

https://gyazo.com/fb64634a44f4bda0cb18adddfd0b57ab

客観的に見て、また考えて直してを繰り替えしていって最終的により良い仕様という形まで高めていくことができている手ごたえを感じています。

仕様だけに限らず、新しいサービスのアイディアや営業施策のアイディアなんかもこの方法で成長させています。

２. 開発中の機能レビュー

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昔はJIRA Agileなど使ってたり、いまはGitHub Issues+Projectでプロジェクト管理をしていたりするんですが、なんか合わないな～という漠然とした感覚をもっていました。どうしても面倒なんですよね。

特に、新規で作ってる機能とかまだ形が見えないようなものをプロトタイプから育てていくときに、変更したいところとか相談したいところとか大量にあるんです。それをいちいちIssue化してるときりがなくて管理しきれなくなりますし、作りかけだからきっちり管理とかしたいわけじゃないし、機能レビューのためのIssueつくっちゃうとなんかリリース予定とズレてなんか違うしと、もどかしく思っていました。

そこで最近はScrapboxに”～～機能のレビュー 6月11日版" みたいなページを作って、そこに次回の方針や相談したいこと、不具合などを気づいたときにすぐ書くようにしました。大体書き終わったらそれをエンジニアと話して次のバージョンを楽しみに待ちます。また次のバージョンが出来たらレビュー書いて相談して…を繰り返していきます。

この時GitHub Projectには大本の機能のIssueが1つあるだけで十分なんじゃないかと思ってます。

3. ゆるく共有される自分用のメモ

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純粋にアウトライン・エディタとして使いやすいので、エンジニアはみんな作業時のメモや調べたことやテストしたことなどを書いています。

他の人の書いた面白そうなメモを見ていると、知らない技術が出てきたりして勉強になります。

社内の開発ブログとかで行われているような情報共有がこれといった追加コストをかけずに実現できているような気がしてます。

４. 気軽に提案するきっかけに

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自分用のメモとして使ってたりもするので、Scapboxのトップページに新しいページができていると自然と目に入ります。

「もっとプログラマを集めるには？」のような、Slackでみんなにメンションして提案するには気が重いけど、なんとなく議論したいようなことを書いておくとアイコン付きでみんなから書き込みがあったりします。

Slackは流れてしまうので連絡という面が強いですが、Scrapboxは気軽な社員のアウトプット場所として機能し始めている気がします。

５. ノウハウ共有・社員研修

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新しく加わるメンバーなどにいままでのノウハウなどを伝えるために、社員研修用の文章やIndexをまとめたりもしています。

障害報告書や、各自が開発しながら調べたことを自分用に書き記しておくだけで結果としてノウハウとして溜まっているのもとってもいいなと思っています。

開発や営業、CSなど業務上のノウハウ以外でも、もっと渋めの社員規則とか福利厚生とか経費精算の仕方など社内用のルール的なものもScrapboxにまとめていっています。会社の今期の業績なんかも書き始めましたが楽でオープンな感じがしていいです。

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6. ブログ

そう今見ているこれのこと！

以前tumblurに作ってみたりしてたんですが、書くのがめんどくさい！記事３つでやる気がなくなってしまった！

Scrapbox書くの簡単！最高！

課題感

書いているのプログラマがほとんどかも…。ちょっとハードルはありそうですね。

ここまで読んでくれたあなたロイロで一緒に働きませんか？