テレワークには「心の準備」が必要?
3連休の最終日。もうずっと何らかの予定が入っている土日祝日ばかりだったのですが、今日は久しぶりに何の予定もなし。子らは1ヶ月後のピアノの発表会に向けてひたすら練習(間に合ってないんです)。私たち夫婦はそれに付き合ったり、ここぞとばかりにボックスシーツや枕カバーを洗ったり、腕時計の電池を交換したり、ビーフシチューを作ったりと、近所に買い物に出た以外は家でのんびりと。
これには事情がありまして、ここ熊本でも新型コロナウイルスの感染者が報告されていて、不要不急の外出は控えた方がいいだろう、と判断したのです。
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私の勤務先ではまだ通常運行ですが、都市圏ではテレワーク推進の動きもあるとのこと。近年はメール以外の協調作業ツールも普及してきているので、パソコンとインターネット回線(できれば会社ー自宅間のVPN)があれば、さほど不便なく仕事ができる会社もあるんじゃないかと思います。
一方で、私が個人的に心配しているのは、テレワークを命じられた人々の、家庭での過ごし方。
朝出勤して、昼仕事して、夜に帰宅する、という典型的な勤務形態で働いていると、日中は家族それぞれ別行動というのが定常状態になります。それが、テレワークで在宅勤務するようになるとどうなるか。
普段、自分のペースで行動していた専業主婦/主夫が、パートナーが在宅していることでペースを乱す
在宅勤務をしてみると、普段あまり目にしない昼間の家人の行動が目につくようになる
自分が家事をしているのに、「勤務中だから」と手伝わないパートナーに苛立ちを覚える
自分が仕事をしているのに、「普段通りだから」と昼寝を始めるパートナーに苛立ちを覚える
平日の日中に家にいると、原因不明の落ち着かなさに苛まれる
仕事帰りの1杯を楽しみにしていた人の楽しみがなくなる
猫がノートパソコンの上に乗ってきて rm -rf /
通勤に使っていたカロリーを使わなくなるので太ってしまう
共働きのパートナーに「家にいるんなら夕飯作っといて」などという無茶振りが来る
(あくまでも、私個人の想像です)
家族で生活している人は、総じて家族間の役割分担がいい意味で曖昧になる(できるときにできる人がやる)のならば、それはそれでいいことなのかなと。もし私が一人暮らしだったら、食べ物や布団の誘惑に抗える精神力を養う必要がありそうです。。。
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テレワークの普及には、制度の整備とともに、心の準備も大事かもしれませんね。
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