2025年9月上旬期グレードフェス所感
当期のグレードフェスについて、kinzokuseitarai.iconの個人的な感想を交えつつ語ります。
今期はグレード7にてプレイしていました。
目次 → 2025年グレードフェス所感まとめ
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次期 → 2025年9月中旬期グレードフェス所感
ルール
判定期間:2025/08/30 ~ 2025/09/09
流行
1位:Visual
2位:Vocal
3位:Dance
審査員影響力:231(グレ7)
特殊ルール
Dance審査員が満足するのに必要な興味値がいつもより多い
Visual審査員が満足するのに必要な興味値がいつもより少ない
Vo審査員:26,200,000(グレ7)
Da審査員:39,300,000(グレ7)
Vi審査員:13,100,000(グレ7)
審査員別行動評価
Vocal審査員:フェス中に最も注目度が低かったユニットに高評価(スコア+500、上限1回)
Dance審査員:この審査員にジャンル一致のアピールを行うと高評価(スコア+100、上限3回)
Visual審査員:フェス中に最も注目度が低かったユニットに高評価(スコア+500、上限1回)
審査員満足ボーナス
Vocal審査員:アピールエンハンス10%UP(10ターン)
Dance審査員:アピールエンハンス10%UP(10ターン)
Visual審査員:アピールエンハンス20%UP(10ターン)
ターン数制限:7ターン
スコア変化
リンクアピール上限:1回
プラスアピール上限:1回
所感
今期から9月です。今月一発目はトワコレからですね。
今期の情報を振り返っていきましょう。
グレフェスコインショップラインナップ更新
9月に入ったので、グレフェスコインショップに更新が入りました。今月は夏葉の「エモーショナルユニフォーム」衣装です。高校時代の制服っぽい衣装で可愛いですね。
マッチライブ更新
こちらも9月に入って更新がありました。今月の報酬はルカの「エモーショナルユニフォーム」衣装です。
今月のルールは以下の通りです。
楽曲適性:キュート
パフォーマンス適性:ハイペース
環境適性:晴れ
有利ジャンル:なし
ステージについて
全タームにおいて通常通りメンタルへのダメージが発生します。
ライバルについて
一定タームにおいてライバルが全体へのVisualDOWNとDanceUPのステータス効果を付与します。
DOWN量、UP量は多めとなっています。
今月はDa有利ルールなので、Daアルストを組んでの攻略を行いました。久しぶりの通常ダメージ環境なので、最終ステージのメンタル維持が少し難しいですね。
オータムキャンペーン2025第1弾
今期のキャンペーンは、トレーニング超成功とフェス獲得マニーUPが開催されました。
オータムキャンペーン2025特別ミッション第1弾
9/19までの特別ミッションとして、営業10回やsayHalo編、TrueEnd達成などの特別ミッションが開催されました。全てクリアすると限定入り10連ガシャチケットが獲得できます。必ずやっておきましょう。
プロデュースイベント「サマー・ビーチ・ボックス」
今期のイベントは、ボックスイベントでした。報酬はS-SR「【不意】斑鳩ルカ」です。
有償限定 オータムキャンペーン2025 SSR2倍スタンプガシャ
有償石のみで引くことができる、SSR2倍の限定入りスタンプガシャです。スタンプ3個目でマイコレ&限定SSR確定ガシャチケ、スタンプ5個目でトワコレP-SSR確定ガシャチケが獲得できます。
何でも良いので限定やトワコレのカードが欲しい、という方は引いてみても良いかもしれません。また、スタンプ2個目・4個目にSSR特訓はづきさんが獲得できるので、そちら目当てで引いてもいいと思います。
『シャニマスサマーアイドル2025』特別ピンナップアイドルスタンプガシャ
公式Xにて企画されていた『シャニマスサマーアイドル2025』の投票企画にて選ばれたビーチフラッグの優勝ペアである灯織・ルカのピンナップイラストS-SSR「【サマーアイドル2025】斑鳩ルカ」のピックアップスタンプガシャです。この形式でのいつも通り、スタンプ25個目にPU対象の専用セレチケが獲得できます。
また、有償石8050個でSTEP5まで合計36連引くことができ、STEP5の最終枠でPU対象カードが確定となっているステップアップガシャも開催されました。
さらに、有償石3000個で上限2個まで購入できる特訓用ピース付きPU10連パッケージも販売されました。
table:ステップアップガシャ
STEP 必要ジュエル 登場アイドル 特典
1 50 1 SSR10% & SR以上確定
2 1000 5 SSR10% & 最終枠SR以上確定
3 2000 10 SSR15% & 最終枠SSR以上確定
4 2000 10 SSR15% & 最終枠限定SSR確定
5 3000 10 SSR20% & 最終枠「【サマーアイドル2025】斑鳩ルカ」確定
Vo編成で出張枠採用として灯織かルカを使う場合はかなり使えるカードになっています。「【BLUES】斑鳩ルカ」を運用する上でも相性が良いので、持っておくと良さげなカードだと思います。
トワイライツコレクション
今期の新規実装ピックアップは、トワコレの夏葉と冬優子でした。これまでのトワコレと同様、有償石3000個で各アイドル上限2個まで購入できる特訓用ピース付きPU2倍10連ガシャチケパッケージが販売されたほか、有償石で10連を引くとおまけでスピードくじが引けるスタンプガシャPlus形式での開催です。
メガシャキコラボ特別ログインボーナス
09/01より開催された、ハウスウェルネスフーズの商品「メガシャキ」とのコラボでの特別ログインボーナスです。7日間のログインボーナスで、プロデュースアイテム「メガシャキ-2025-」が貰えます。
限定入り HAPPY BIRTHDAY 美琴スタンプガシャ
09/08の夏葉の誕生日にあわせ、バースデーガシャが開催されました。バースデー限定S-SSR「【SPECTACLES】緋田美琴」が実装されています。
また、誕生日にあわせてBD記念ジュエルセールも開催されました。
新P-SSR「【summer break】有栖川夏葉」
https://gyazo.com/5f334466a8c7ed448e5687c9acc1cca2
新規実装のトワコレP-SSR「【summer break】有栖川夏葉」は、Da特化性能のカードです。
ライブスキル
無凸:Da3.5倍アピール
追加効果:ランダム効果1個付与 / 思い出ゲージ10%UP
プラス(2ターン以前放クラ全員がライブに参加している場合):注目度100%DOWN(5ターン)
2凸:Da3倍アピール / 全観客にDa2.5倍アピール
追加効果:ランダム効果2個付与
プラス(2ターン以前放クラ全員がライブに参加している場合):Dance100%UP(4ターン)
4凸:必ず最後に全観客にDa4.5倍アピール
追加効果:注目度100%DOWN(4ターン) / Dance100%UP(4ターン)
プラス(4ターン以降放クラ全員がライブに参加している場合):全観客に興味1.25倍(2ターン)
ランダム効果
小宮果穂のアピール倍率0.1倍UP(5ターン)
園田智代子のアピール倍率0.1倍UP(5ターン)
西城樹里のアピール倍率0.1倍UP(5ターン)
杜野凛世のアピール倍率0.1倍UP(5ターン)
有栖川夏葉のアピール倍率0.1倍UP(5ターン)
パッシブスキル
table:パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
30(1凸) Da80%UP / 思い出ゲージ15%UP 1ターン以前 30% 1
40(2凸金) Da150%UP 放クラ全員がライブに参加している場合 30% 1
40(3凸虹) Da250%UP 注目度DOWNが付与されている場合 30% 2 (発動制限)
50(4凸虹) Da310%UP 放クラ全員のアピール倍率UPが付与されている場合 80% 2 (発動制限)
初期習得アビリティ
基礎能力値UP(+3%)
フェスユニット編成時にすべての基礎能力値+3%
ステータス上限
table:上限UP
SP 属性解放数
10 Da +50
20 Da +100
20(1凸) Da +150
30(2凸) VoDaVi +100
50(3凸) DaMe +150
40(4凸) VoDaVi +100
思い出アピール
table:思い出アピール
Lv 追加効果 リンクアピール
1 - Da2倍アピール
2 - Da2.5倍アピール
3 VoDaVi1倍アピール Da3倍アピール
4 VoDaVi1.8倍アピール Da3.5倍アピール
5 VoDaVi2.5倍アピール Da4倍アピール
適性
table:楽曲適性
キュート S
クール S
ポジティブ S
リラックス S
エモーショナル S
table:パフォーマンス適性
ハイペース S
ミドルペース S
スローペース S
table:環境適性
快晴 S
晴れ S
くもり S
雨 S
新S-SSR「【きづけばまほろば】黛冬優子」
https://gyazo.com/611bd54efd7ab08f1cc4447e1eea550d
新規実装のトワコレS-SSR「【きづけばまほろば】黛冬優子」は、Vi特化性能のカードです。
table:育成アイコン
アイデア アピール
ひらめき Vo.
楽曲熟練度 集中力
ライブスキル
無凸:Vi3.5倍アピール
追加効果:Visual30%UP(4ターン) / Visual20%UP(4ターン)
4凸:Vi5倍アピール
追加効果:ランダム効果3個付与 / Vocal&Dance10%DOWN(4ターン)
パッシブスキル
table:パッシブスキル
SP 効果 条件 確率 回数
30(1凸) Vi100%UP 3ターン以前 20% 1
40(2凸金) Vi140%UP VisualUPが3個以上付与されている場合 20% 2
50(4凸金) Vi220%UP VisualUPが5個以上付与されている場合 30% 1 (発動制限)
ファイトスキル
最終ポイント値%UP
発動タームでの最終ポイント値+(18,21,25)%
ステータス上限
table:上限UP
SP 属性解放数
20 Vi +50
30(1凸) Vi +50
40(2凸) Vi +50
50(3凸) ViMe +100
50(4凸) ViMe +100
サポートスキル
アイドルの絆 (Lv.15)
ユニットマスタリーSP (Lv.12)
ビジュアル滞在マスタリー (Lv.5)
ビジュアルマスタリーMe (Lv.10)
体力サポート (Lv.5)
ビジュアルマスタリーVi上限 (Lv.5)
ビジュアルマスタリー体力 (Lv.6)
施設マスタリー (Lv.5)
グレフェス
今期のグレフェスは、Da審査員の興味値が多く、Vi審査員の興味値が少ない特殊興味値環境のルールでした。また、Vo審査員とVi審査員は、フェス中の注目度が最も低かった編成に各500点、合計1000点の素点が獲得できる、低注目度編成有利なルールとなっています。
現行の低注目度編成は、今回のPUである夏葉を含むDa放クラ、元々低注目度がユニットコンセプトのアンティーカ、「【一夏・泡沫・ギフテッド】三峰結華」の2凸パッシブが採用できるシーズが強力です。この3種の編成は「【一夏・泡沫・ギフテッド】三峰結華」を無理なく採用できるので、1ターンに100%以上の注目度DOWNが見込める編成となっています。逆に言うと、この3編成を相手取ると大抵の場合VoVi審査員の行動評価が貰えないので、撤退要件の指標にもなっているという意味でもあります。
また、Vi審査員の興味値が少ないことも調整が難しく、思い出アピールなどの全体アピールで真っ先に審査終了となってしまう環境でもありました。そのため、興味値の多いDa審査員をいかにして飛ばすかよりも、Vi審査員をいかにして生き残らせるかに工夫の余地がある環境だったように思います。
今期のkinzokuseitarai.iconは、Daアルストでの参戦でした。基本の構成は今まで通りですが、今期用にライブスキルを一部変更するような設計にして編成を刷新しています。今期の編成は以下の通りです。
https://gyazo.com/230b6844f1435bec86f65c8b56662d71
センターのパラコレ千雪はライブスキルを使わないので自札2枚です。サポートにはコスト2の1凸クイックスキル目当てで「【HoP PoP らびっつ】三峰結華」を採用している以外は普通のDa特化センターの育成編成ですね。
出張枠はLe枠に「【さよならごつこ】杜野凛世」と、Vi枠に「【アイの誓い】八宮めぐる」を採用しています。両者使用率ボーナスが高いカードですが、その中から凛世は1凸パッシブの思い出ゲージUP目的での採用、めぐるはS-SSR「【路地裏のRhyme】芹沢あさひ」の2凸パッシブ条件のための採用です。
Vo担当の「【バス・タイムの気分で】大崎甜花」とDa担当の「【挑戦アトラクティブ】大崎甘奈」に関しては、今期の工夫を凝らした部分になります。今期の基本的なムーブは、甘奈→思い出→甜花→思い出→甘奈→思い出の6ターン締めルートを想定しています。ここから逆算して、甘奈と甜花のライブスキルを決めていくのが今期の考え方になります。
この編成のメイン火力は思い出アピールにあるわけなんですが、今期の興味値の凹凸ではVi審査員が早々に終わってしまいます。なので、思い出アピールのターンにVi審査員の興味値の進みをあえて遅くする必要があります。
今期は1リンク1プラス制限のルールなので、まず1ターン目に甘奈の2凸ライブスキルでプラスアピールをVo審査員に打ちます。このとき、編成アイドル対象のデュエットが発動するため、運がよければ2ターン目に思い出リンクアピールが打てるようになります。(このタイミングで思い出リンクは必須ではないです)
2ターン目は思い出アピールです。ここで思い出アピールが打てないことはほぼ無いですが、1ターン目にゲージUPパッシブの発動が上振れてこのタイミングで思い出リンクチャージまで打てるようになってしまうと、興味操作が働いていないVi審査員に余分なアピールが入ってしまうことも多いのであまり思い出ゲージは進んでほしくないですね。
3ターン目は甜花のターンですが、ここで「【あけまして、大吉~!】月岡恋鐘」か「【春待ちララバイ】八宮めぐる」のどちらかのライブスキルをVi審査員に打ちます。正直どちらでもあまり変わらないですが、ここまででVi審査員の興味値の進みがそこまで早くない場合は大吉、逆に進みすぎている場合はジャンル不一致の春待ちを打つのが理想です。また、脇に置いた凛世とめぐるには大吉を持たせておき、1ターン目のデュエットで甜花が履歴に入り、かつスキル交換で甜花が引けなかった場合はリカバリーとして凛世・めぐるどちらかの大吉を使っても理想ムーブになります。
4ターン目は思い出アピールです。ここまで来るとデュエットの履歴結果がどうでもリンクアピール条件が達成されているので、思い出リンクアピールを打つことができます。4ターン目か6ターン目のどちらか、または両方でチャージアピールが打てればチャージ加点も見込めるので、後半ターンまで続くゲージUPのパッシブを多めに採用するべきですね。通常ならsayHalo編の七彩、歌姫のパッシブで十分です。
5ターン目はViに打った大吉の興味反転が切れて興味1.5倍が残ってしまいます。また、1ターン目のデュエットで履歴枠を2つ使ってしまっているので、甘奈の履歴がこのターンで消えてしまい、甘奈のスキルを使用しないと6ターン目のリンク条件が切れてしまいます。なので、甘奈にはVi審査員に興味反転をかけ直し、対戦相手の興味の進みを抑えてVi審査員のがっちりアピールを死守しつつ、甘奈を履歴に入れ直すターンにします。その際に使うライブスキルは「【murmurmaid】田中摩美々」の4凸スキルになります。こちらのスキルは、2ターンの興味反転と興味1.2倍の効果となるので、大吉の1.5倍とかけて実質興味倍率は0.2倍になり、このターンの対戦相手のアピールへのブレーキ役としてちょうど良い効果となっていますね。スキル自体はジャンル不一致のVoの興味無視なので、興味1.5倍の上からでもそこまで興味値は進みません(たまにギリギリを攻めることになって審査終了になってしまいますが)。さらに、当スキルは注目度30%DOWNも付いているので、対戦相手にこれ以上の注目度DOWNを積んだ編成がいなければ確実にVoVi審査員の行動評価が貰えます。
ここまで札回しが上手くいっていると6ターン目は思い出リンクアピールが打てるはずなので、締めターンにします。Viに興味反転+興味1.2倍が残ったままになっていますが、Vi審査員は興味値も少ないですし実質興味倍率0.8倍は思い出アピールだとだいたい止まらないはずなので、ここまでくれば伝説の一瞬は見えていると思います。
以上が今期のkinzokuseitarai.iconの編成解説になります。
結果
まとめ