洋上風力発電
着床式と浮体式に大別される
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事業費600億円のプロジェクト,浮体式,終了。
本実証研究事業は、2MW風力発電設備1基、5MW風力発電設備1基、7MW風力発電設備1基及び浮体式洋上サブステーションから構成される世界初となる浮体式洋上風力発電所を実現し、安全性・信頼性・経済性の検証および維持管理コストの低減に取り組んでいます。
風力発電の専門家によると、福島県沖の風力発電機3基のうち2基は、陸上で動かした実績が十分でなかった段階で洋上に応用したため、想定よりも稼働率が低かった
稼働率が悪かった.
総括委員会は、
2MW風車について、稼働率(稼働していた時間の割合)が94.1%、設備利用率(実際の発電量が定格出力での発電量の何%かを示す数値)が32.9%
5MW風車の稼働率は61.3%、設備利用率は18.5%(17年7月~18年6月)でした。初期の不具合により稼働率が一時低迷した期間もありましたが、運転時間の経過とともに改善しており、今後信頼性が高くなると見込んでいます。
7MW風車は、稼働率16.4%、設備利用率3.7%(17年7月~18年6月)と、油圧システムの初期の不具合などで稼働率は低い水準にとどまりました。
確かに、稼働率が低い?、大型になるほど低下だけど、
設備利用率も、大型になるほど低下がすごい。単純に定格x利用率の掛け算すると、7MWが一番電力を生み出してない???
これに稼働率を掛けるのか、稼働率を掛けたものが利用率に含まれてるかは分からないが。
2020年以降は定格出力10MW超の大型風車が建設され、50階建の高層ビルよりも高い風車が洋上に立ち並ぶ時代に入る
海外では、10MW以上が主流になりそうだが、、、福島洋上コンソーシアムは2012年開始だから古いのだろうけど。
あと、海外のは着床式かな..
海底基礎は、水深2~10m程度の浅瀬で重量基礎が用いられた時代もあったが、現在は水深30m前後の海底にモノパイル鋼菅を打込む方式が主流である。水深45m程度の深い海域になると4脚式ジャケットなどが用いられ、砂地海底では設置コストが安価なサクションバケットが海底基礎部に用いられた事例もあるが、現在では、モノパイル鋼管も最大直径が約11mに拡大されたため適用水深が深くなっている
今後、浮体式の発電コスト大幅低減の鍵を握るのは出力10MW以上の大型風車の浮体式利用だと思われる
今後ということで.....浮体式は難しいということか...
沖合プロジェクトでは大型船をSOV(Service Operation Vessel)として利用し、洋上で生活しながら保守管理作業を実施し、2週間に1回程度、沿岸の基地に戻って要員交代や部品積込み等を行っている。
沖合の油田開発みたいな感じ?
平均による色分け。安定稼働のためには、分散や外れ値の見積もり(特に台風)も必要だろうけど。
自分は豊橋出身なんだけど、風強いのだよなあ...特に冬。 場所を離れて分かった。
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