人間関係の優先度
「対人関係療法」という心理療法では、周囲の人間関係を、その重要度や優先度から大きく3つに分類している。
まず、最も優先するべき重要な人たちは、毎日顔を合わせ、一緒に生活や人生をともにする家族や恋人、親友などだ。
次に重要なのは、さほど親しくない友人や親戚、遠くに暮らしている家族など、簡単には縁が切れない人たちだ。
そして、仕事上の人間関係は、基本的に「今の立場を離れれば、縁がなくなってしまう人たち」であり、この中では最低ランクに位置する。
難波克行. 会社に殺されない働き方 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.620-623). Kindle 版.
一緒にいる時間が長いので、会社の人間関係を一番重要ととらえがち
しかし、一度転職などで離れたら、ほぼ会わなくなる存在
その貴重な時間を、どの人間関係に費やすのか
FacebookやTwitterなどのSNSで縁は持続しやすくなった
その代わり、SNS耐性がないと、貴重な時間をSNSに費やしてしまいがち 上には含まれないが、一人の時間も大事
この優先度の中に含まれていない「弱い紐帯」が重要だという主張もある