わかりやすく話すためには「話しすぎない」
そのため、私がコンサルタントをやっていた頃は、「話をわかりやすくするスキル」が、重要な意味を持っていました。
そして、そのスキルは、2つの大きな要素からなっていました。
一つは、前に書いた「結論から話す」ということ。
そしてもう一つが、今回の主題である「話しすぎない」でした。
優秀なコンサルタントは、こう答えます。
「お勧めは〇〇です、懸念などはありますか………?(沈黙)」
基本的には必要事項だけを述べ、あとは沈黙してお客さんが話す時間をできる限り長くとります。
言い換えれば、知っていることを、すべては話さない。
必要最小限だけ口を開き、相手に話させ、また相手のの理解が追い付くまで、都度待つ。
これが基本的な技術でした。
どれか一つの説明の理解にでも躓くと、後の説明が頭に入ってこなくなる
説明が増えれば増えるほど、「今の説明は理解できなかった」の確率が上がっていく