どれほど強い決意で依存症から回復した人でも、依存した対象を思い出す場所や関係者と再会すれば、また逆戻りしてしまう
第2章 僕らはみんな依存症
戦いと戦いの間の待機期間は退屈ですることが限られている
ヘロインが入手しやすい環境だったため、兵士の85%がヘロインに手を出し、多くの依存症患者が発生した ベトナム戦争終了後、10万人の帰還兵からヘロイン依存症を解決することが課題となった 通常、ヘロイン依存症をやめられる割合はたった5%であった
しかしアメリカに帰還してみると、95%の兵士が依存症を抜けてクリーンでいられた
その驚きの結果の理由は、10年前以上に神経科学研究所で出された結論から導き出された
ラットの実験で、依存症を起こした環境から離れると依存症が解決し、また同じ環境に戻すと依存症が再発した。
ベトナム戦争に参加したアメリカ兵たちも、ヘロインを摂取していたベトナムから離れたことで、依存症から回復することができた
睡眠時間を削って毎日ゲームに没頭し、依存症となっていたアイザック
やがて進学し、住む環境を変えたことでゲームができなくなり、自然と依存症から回復できた
しかし、しばらくした後に昔の友人から「一緒にWorld of Warcraftで遊ばない?」と誘いを受け、「今の自分ならば大丈夫だからちょっとだけ遊ぼう」と思いゲームを起動した後、家から一歩も出ずに5週間ぶっ続けで遊んでしまった。 自分もオンラインゲームにハマって時間を溶かし、「これではいけない」と決意してアンインストールをしてはまた再インストールを繰り返す生活をした経験があるので、よく分かるkidooom.icon。