2023年6月11日
朝起きると、体がだるいし頭痛がする。やや熱も出ている。疲労に加えて、大降りではないが雨が降っているせいもあるだろう。寝転がりながら、三島由紀夫『豊饒の海 第一巻 春の海』を読む。 ロキソニンを飲んだら少しはマシになってきたので、お茶しながら続きを読む。K実家へ向かいながら、さらに続きを読む。
一週間ぶりのリトルKは、さらに顔が男の子らしくなってきた感じがする。抱っこしていると降ろせとぐずりだし、床に置いてしばらくすると寝返りし、ハイハイの練習をしている。手足の使い方がまだつかめておらず、進まない。ずっとやっていると、思うようにいかないのが悔しいのか、泣き出したりする。仰向けに戻してやっても、また時間が経つと寝返り。寝返り自体のスピードも速い。
夕食をいただいた後、『春の海』の続きを読み、読了。30年ぶりぐらいで三島の小説を読んだのだが、グイグイ読ませるうまさ、文章の華麗さ等、やっぱりすごいなあと思う。一方で、その結構の立派さに対してあまり厚みの感じられない悲劇的恋愛が語られること自体に、主人公「清顕」の空っぽさが象徴するだろう何事かが、メタ次元において象徴されているように思える。
夜中、リトルKは母乳を飲んだ後、寝返りして運動をしたがり、1時間以上も寝ずにいた。あやしても寝ないので、Kが追加で飲ませたら、しばらくして寝た。筋トレに熱心過ぎる。
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