2022年11月23日
朝起きて、「舞いあがれ!」を観る。もう別のドラマになってしまったと考える他なかろう。
NHK落語新人大賞を観る。10月末に収録されたものが、今日放送された。立川吉笑さん目当て。ネタは「ぷるぷる」。一番受けていて、これは優勝間違いなしだろうという勢いであった。他の方々も面白い。特に、三遊亭わん丈さんがよかった。とても上手い古典落語。結果は、5人の審査員が10点満点をつける、圧倒的な優勝。すごい!
2022年11月3日に観にいったときは、本人には結果はもうわかっているのだが、放送がまだなのでそれを言うことができない状況だったのを逆手にとって、放送を観てから今日のことを思い返してほしいと2パターンのマクラを披露し、どっちでもあり得る宙吊り状態に観客をおいていた。それが今日、あの時二つに分岐した世界線が、このめでたい結果に収束したのだった。高座を超え、人生をも揺さぶるような落語世界への巻き込み。ひたすら感嘆。Kは感激して涙を流していた。 お茶しながら、日本手話の動画を観る。
森壮也+佐々木倫子・編『手話を言語と言うのなら』を読む。「手話言語条例」に関する問題提起の本。法制化について、情報保障=アクセシビリティを担保する意味ではいい面はたくさんあるのだろうとも思えるが、少数言語話者に対する言語権を保護するという観点からは、むしろ逆効果になり得るという点は、新しい視点を得られたと思った。単純に、条例化が進んでいいじゃんぐらいにしか思ってなかったからなあ。 落合陽一さんの動画を2本観た(下にリンクしている)。自然(=デジタルネイチャー)の進化が早過ぎて人間の理解を超える、というのが、落合氏によるシンギュラリティのパラフレーズである。面白い。彼がいうには、もう2025年には来るだろうとのこと。近頃の生成系AIの圧倒的進歩を踏まえての話。
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