素因数分解の一意性
定理
自然数
$ n \leq 2
の
素因数分解
$ n=p_1^{a_1} p_2^{a_2} \cdots p_l^{a_l}
はかける順序を除けば一意に定まる
定理(整数バージョン)
整数
$ n \neq 0, \pm1
(0や
単元
でない元)の
素因数分解
$ n = u p_1^{a_1} p_2^{a_2} \cdots p_l^{a_l}
はかける順序を除けば一意に定まる
ただし、
$ u=\pm1
(
単元
)
難しく言うと
整数環
は
一意分解整域
である
$ n
を
単元
と
既約元
(素数)の積として分解する方法が一意