えにしテック15周年記念カンファレンス 参加記録
https://gyazo.com/4b46c4fbe332489abcd8c85542b534c9
えにしテックは技術コミュニティの縁からスタートしました。
その原点に立ち返り、札幌でカンファレンスを開催いたします。
えにしテック15周年記念カンファレンスの終了後、別会場にてアフターパーティーをご用意いたしました。
出発前
これって、ぼくがRuby札幌の勉強会に行くようになって勝手に Ustream の配信を始めたり、RubyKaigi の運営に関わるようになって Foursquare の Venue をつくったりアンチボッチ企画をやったりと、自分たちなりに Nice な関わりを考えては形にしていく、という Way そのものって感じなんだよな。ぼくらはそうやって場に関わってきた。これからもそうしていきたい。 前々日
igaiga555 とのオンラインのランチ会があって、自然と「札幌ではよろしくね〜」という話になった 前日
(前日といっても日付が変わる頃に) 狸小路で kakutani らと合流してごはん、三重県津市の夜を思い出したり 当日 : トーク
https://gyazo.com/3fa05f87a0830de8b9fa269ff58b0f4d
「ぼくが高橋さんを認知したころは所属が株式会社ツインスパークだったよな、今でもキャッシュが残っている感じする…」と思ったりした
2009 年の話
Ruby 1.9 の話、なつかしいね
Rails と Merb の統合、なつかしいね
こういう、ソフトウェアの作者に着目した語りはもっとあってもいいな、と思っている
Rails 8
なるほど〜〜〜となった観点
2005 年の末頃に masuidrive さんが「Rails なら 10 分でブログアプリをつくれるぜ」という動画を公開していて、それを見て、当時は学生だった自分も「これから自分のアイディアを自分で形にできるじゃん」と興奮したのだった 「本質的な難しさ」と「偶有的な難しさ」
資料を見つけられなかった
この資料にも「偶有的複雑性」って話があった
DHH のおもしろムーヴを嬉々として語る高橋さんがよすぎた FLOSS (Free/Libre and Open Source Software) なんとなく「ずっとそこに存在したもの」として受け止めがちだけど、同じ時代を生きた先人たちが切り拓いてくれた大事の上に自分は立っている
「DHHは強い奴と戦わせると輝きが違う」
爆笑した
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冒頭でハッピー・バースデイと言っていただいて、本当にうれしかったです🥳
今こうして当時の記録を読み漁っていると、びっくりするね…
当時はこれらのイベントの大切さをぜんぜんわかっていなかったな、ただただ「楽しい〜〜」と無邪気な気持ちで参加していたんだと思う (それは悪いことじゃない)
自分は、はちゃめちゃに守られている存在だったのだろう、と 10 年以上を経て気付く😭
今もずいぶんと面倒を見てもらっているか
Kent Beck さんは「お前らの居場所をつくる!」と言っている、と解釈してもいいかもしれない いや、そうはならんやろ
"You can't build the right product if you can't build the product right." ── Ron Jefferies まともにプロダクトをつくれなければ、まともなプロダクトはつくれない
"Software design is an exercise in human relationships."
ソフトウェア設計は人間関係のエクササイズである。
「Cosense のプロジェクトをこねこねしていると、知識がネットワーク化していくから楽しい!」 「でも発表資料は、そのネットワークを一本道に変換しなきゃいけないからたいへん」
…ってな旨のことを聞いていたのね
だからか、ぼくは各要素にネットワーク的なつながりを見出した状態で聴くことができておもしろかったな
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おしながき
組織づくり
文化づくり
経営統合のこと
代替わりのこと
自分自身の変化
今感じていること
(資料がよくまとまっているので、ここに書くぼくのメモは少なめ)
ソフトウェアのアーキテクチャを話すようなノリで組織のことを話されていておもしろかった
自らを「構造厨」と表現されていた
対象がなんであれ「現状」と「理想」を精緻に捉えておけると、踏み出す一歩を間違えにくいよなあ
現状の観察が不十分であったり、描く理想がブレていたりすると、よくわからんことをやっちゃう
人間関係に悩んでいる人、nay3 さんの事例を知ったら勇気をもらえるんじゃないか 人付き合いの得手・不得手を「先天的なもの」に委ねずに「後天的なもの」としての知識・スキルで乗り越えていく物語 わかった、ぼくは nay3 さんが発するメッセージが好きなんだな 「組織のパラダイムは、トップに立つもののパラダイムをこえられない」との話もあって、これには少なからずヒヤッとする感覚も覚えました。ぼくが組織やチームを任されるとしたら、ぼくの限界がそこの人たちの天井にもなってしまうのだ、と。
このトークでは省略されていた部分をアフターパーティで聞かせてもらえて大ラッキーだった
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存在はずっと知っていたけれど、ライヴ・パフォーマンスをこの目で見るのは今回が初
今回の札幌の旅でおおいに楽しみにしていたことのひとつ
めちゃくちゃよかった!!!
hiranabe さんの思考世界のスピードに、われわれの生きる肉体世界の処理能力が追いついていない感じ ギャルギャルギャルッ…!って感じの回転数を感じた
ぼくは「ひらなべさんの影響を受けた人たち、の影響を受けている世代」という自己認識
終盤で「最近は衰えを感じる」的なことを言っていたけど、全盛期はもっとすごかったの……?!
「Agile、Ruby、Architecture、3つの視点をお持ちですね?」という切り口
snoozer05 さんの中ではひとつのテーマでつながっていて、それは「もっと上手になりたい」 この件、夜の部の 3 次会?あたりで snoozer05 さんと直接お話できてラッキーだった ぼくはなんとなく「上手にできるから、やっている」という雰囲気で snoozer05 さんの活動を見てしまっていたかも 「できるから、やる」よりは「できるようになりたいから、やる」に近いとのことで、めちゃ大事な話だった
ぼくは、もっともっとえにしテックのみなさんのお話を聞いてみたいと思ったね トーク全体について
「そうなりますよね」と「そうはならんやろ」の交互浴で無限に整うような体験 (どういうこと?) トークの中で語られる「A をやったら B になった」はロジカルで「なるほど〜」となるのだけれど「なぜ A をやったのか?」みたいなところは、当たり前に語られるけれど話し手の「個」が炸裂している
話に迫力があるので「なるほど、わかった」と思いそうになるが、冷静に話し手の言動を見ると「いや、そうはならんやろ」ポイントがたくさんある
話し手は、それぞれになにか特定のトピックに対して強い執着?熱中?探求?深堀り?を見せている
カメラを持って深海に潜っていって「こんな様子です」とぼくらに伝えてくれた感じ
ぼくは「この深さまで潜ったことはないなあ」と圧倒されてしまう
今回、会場にいたのは 60 名くらいかな? これくらいの人数でシングルトラックのトークを聴くと「みんなでいっしょに同じ話を聴いている」という体験になって、場に強いコンテキストの渦みたいなものが発生する
こういう場のあとの懇親会って楽しいよね
それはRuby札幌の勉強会を思い出すってことでもあったな、そういえばこういう感じだったのよ 各個人の中に「全体性」を期待するの、ぼくはあきらめたくないな〜って思ったッス 「ソフトウェアをつくる人 / つかう人」とか「書籍を翻訳する人 / 読む人」とか、油断すると境界線を引いて切り分けてしまうようなことに、意識的に抗っていきたい
この場にお集まりのみなさんは、基本的には「変化」をポジティブなものとして捉えていそう、と思った それぞれのセッションに「変化」にまつわる話があった、とぼくは捉えている
語られていた変化はジェットコースターみたいな急進的なものというよりは「ゆっくり、じっくり」な性質でありそう
外からバーンと与えられる変化と、自分たちで一歩ずつ起こしていく変化と、別々のものか
これは自分にしかわからない話だけど自分のために書いておきたい
小学校でのボランディア活動でぼくが接する児童の中には、みんなと同じペースで同じトピックについて学ぶタイプの「授業」のパッケージが合わない人がいる ぼくはそういった児童とごいっしょさせてもらう機会も多い
「授業にうまくなじめない」って、本人にとってはけっこう大きな問題意識になったりするし、保護者さんにとっても大きな悩みの種になるケースもある
ただ、たまたま授業というスタイルが合わないだけで、学習する力が弱いわけではなく、静かな空間で自分のペースで学びを進める分にはなにも問題がなかったりする
ぼくが見ている、そういう児童たちが放つ色彩ってのは、今回のイベントの話し手のみなさんが発する色彩と似ているように見えたな (感覚的な話)
雑に言うと「じっとしていられないタイプ」なんだけれど、もうちょっといい描写がありそう
たまたま授業にはなじめない児童にも、他の安心できる居場所があればよくて、ちゃんと肯定されて、そうした居場所でのびのびと成長して、ぼくが尊敬するあの人たちみたいに、かっこいい姿を見せてくれるようになったらスーパーうれしいよな 当日 : トーク以外
北海道の友人たち、ひさしぶりに会えた人がたくさんいてうれしい
ogijun さんがめちゃくちゃ楽しそうにしていて、強く印象に残っている yancya さんが北海道にきてくれたの、道産子の自分としては何気にとてもうれしかった 会場の壁に、いろんな人から届いたお祝いのメッセージが貼り出してあって、雰囲気がよかった
machida さんのメッセージにいいことが書かれまくっていてやばかった これまでに関わりのあった人たちが居場所を与えてくれて、そのおかげでいろんなことに挑戦できているんだろうな そういう恩恵を 2008 年くらいからもらいまくっているのは頭ではわかっていたけれど、その重みをより深く理解できるようになった感触 (遅)
最近は小学校に関わっていて、とにかく「居場所がある」ってことがとても大事だと少しずつわかってきた
きのう、ぼくは存在を祝福されている実感があって、なにか困った状況になっても、この人たちはきっと助けてくれるだろうなとも思った
人々の「居場所」を増やすようなことをやっていきたいね
https://gyazo.com/0a9887fb9281f0262d251ee282121e69
ぼくはなんとなくえにしテックの中の人々がフィーチャされる時間がもっとあると想像していたのだけれど、今回はそういう場ではなかったので、また別の機会にみなさんのお話を聞かせてもらいたいな〜と思っている 今回はえにしテックの親戚のみなさんがフィーチャされているって感じだったね 余談も余談
たしか 2012 〜 2016 年くらいの期間、えにしテックの周年を東京都内で勝手に祝う「製パン会」ってのを 5 年くらい連続で開催していたんだっけか。そのことで riaf が感謝状を受け取ったこともあった。 https://gyazo.com/8e7206a32818579d46ffc4a93004c8ce
追加 DLC
From juneboku
From others
https://gyazo.com/8a25e60f25e16427bc2811bec33ceefe
https://www.youtube.com/watch?v=F8GomyoZiMw
https://www.youtube.com/watch?v=DtLCk2HNmlQ
https://www.youtube.com/watch?v=5W9C8TOiz6E
https://www.youtube.com/watch?v=qzNdrQUWI-4
@snoozer05: @juneboku ぼくの生平鍋さん初体験はこれで、同じように強い身体性を感じて"喰らって"しまったのでした https://www.youtube.com/watch?v=NqlHtyMozMo