諸説あります
@IIMA_Hiroaki: テレビ番組で「※諸説あります」と言う件、たとえば、「邪馬台国は畿内にありました」と解説があって、「※諸説あります」とテロップが出たらどうか、ってことです。他に有力説があるなら紹介すべきだし、他の説はガセやこじつけと判断したなら、監修者が責任を負う形で、テロップはやめるべきです。 「諸説がある」というからには、その全てでないにしろ「複数の説があり、そのことを認識している」ということを含意するのであり、そうであれば、具体的にどういう説があり、その中からなぜとりわけその説を選んだのか、なぜ他の説ではダメなのかを説明してこそ初めて誠意があると言える。それができないのであれば、はなから「諸説あります」などと言うべきではない。とりあえず最後につけておけばテキトーな発言をしても言い訳になるであろう、と言うのはむしろ最悪な態度であると思う。
同種のフレーズには
があると感じていて、もちろん文脈次第ではあるが、ぼくが見聞きするケースでは多くの場合において「相手」よりも「自分」のために置いてあるように思える。あるいは、とりあえず置いてあるように思える。
こういう雑な使われ方だとしたら、いっそ言わない方がいいってことがありそうだ。忍法・ニセ真面目。 関連しそう