読む前に、読む範囲を決めてから読む
from2025/5/31
読む前に、読む範囲を決めてから読むことがある。
毎回ではありませんが、時間が限られているときなどに、予め読む範囲を想定してから読み進めることがあります。
『中動態の世界―意志と責任の考古学―(新潮文庫)』や『街とその不確かな壁(上)(新潮文庫)』は細かく章立てされているので、わりとゴールを決めてから読んでいます。
初頭効果や終末効果のように、最初と最後だけ集中できるようなところがあるので、読む範囲が最初から有限のほうが、その範囲に集中して読めるから、読む範囲を決めているのだと思います。
また想定時間をもとにして想定範囲を決めているので、この範囲なら時間を気にせずにゆっくり読める安心感を自分へ与えられるところがあります。
読んでいる最中も、残り何ページと確認しながら読むことがあります。集中力が落ちてきたときに残りのページ数がわかると終末効果のように最後に集中して読めるようになります。
もちろん当初の想定範囲に達せずに終了することや、当初の範囲を超えて読み進めることもよくあります。