2025/5/21
読書記録
立ち読みをしたときに、序の以下の文章が気に入ったので購入を決めました。
それでは、本書では「いい」を良い、「問い」を課題、と設定したうえで考えていきますね。
という風にはしたくありません。確かに定義や境界条件の設定により、より厳密かつ正確な議論ができるでしょう。今日においてよしとされてるロジカルとはそういうことですし、昨今はエビデンスベースという言葉もよく目にします。
しかし、私はそのやり方にてほんとうのところでの「いい問い」を掴めるようになるとは思えません。ロジカルをよしとするのも、ロジカルがよいという考えがあってのこと。なぜロジカルであったりエビデンスベースであったりすれば我々は正しいと思ったり、納得できると思ったりするのか。ほんとうの「いい問い」を考えるに当たっては、そもそも論の果てまで考える必要があると思うのです。
目が四個あれば倍速で読めるのになぁ。
筑摩書房のサイトでおもしろそうなのがありました。
筑摩書房が出した本1000冊を新旧問わず打ちはなっていく企画。
ひとことコメントがあって本のザッピングにとてもいいです。
こういう企業サイトの企画ページがけっこう好きです。無駄に労力を割いていてよいです。
人が絶賛しているものを避けがちという性格を変えたいなぁとやんわり思い続けている。
「流行物は好きではない」はひっくり返せば「流行物が好き」であり、同じ平面に属している。そしてそれは自分の内面を分析してみると「流行物が好きな人には見られたくない」という価値観から来ている気がする。
「愛情の裏返しは無関心」というように、「流行ものが好き」の対称は流行ものが嫌いではなく、「流行り物に興味がない」になるのだと思っています。
なので「流行り物が好き」ではなくて、「流行り物」に対して「自分はこれが好きか嫌いか」を見定めるようにしたいので、僕はとりあえず流行りものに興味を持ってみるタイプです。
ただいかんせん、流行り物に割くだけの時間がないのと、流行が早すぎていまの主流がわからないので、実態として流行に乗れずにそのままになっているものもいっぱいあります。
ワンピースも鬼滅の刃もキングダムも読めてない。。。