2025/4/16
ノウハウ本の罠
巷にあふれている自己啓発本の認識と実態のギャップと、自己への否定をもっと早く知っていたら、かつてのように自己啓発書に一喜一憂させられることはなかったと思います。
できる人の仕事術ができなかったり、できない人の仕事術から脱却できてなかったり、マッキンゼー式の仕事術が続かなくてやはり自分はマッキンゼー側の人間には到底なれないのだとわざわざ自己否定したり、しなくて済んだわけです。
当たり前ですが、この認識と実態のギャップや自己への否定は、いくら自己啓発書を読んでも書かれていないし誰も教えてくれないです。
重要なことはベクトルを外部の方法論に向けることではなくて、外部のノウハウを起点にしたベクトルを自分自身に向けて考えることだと思います。
その最たるものがロギングであり、記録そのものだと思いました。
またマインドフルネスや瞑想などのケアやコーピングも、本質的に同じで自分自身にベクトルを向ける行為だと思います。
こだわりを持つことは、ご機嫌に生きることにどうつながるか
言われて気づけましたが、こだわりは僕のご機嫌の源のひとつだと思います。
こだわりが持てるということは、以下のような状態が揃っていることだと思いました。
対象にある程度精通している
自分の思うように創意工夫ができる
以前に創意工夫した結果、自分の好みの傾向をおおよそ把握できている
逆に言えば対象についてよくわかっていない状態で、作業も強制されている場合は自分のこだわりが持てません。
そのように考えると、こだわりがもてるようになることは、対象に対する過度なストレスもなく、創意工夫をする余裕やこころのゆとりが生まれた状態といえるでしょう。
そのこころのゆとりが生まれた状態こそ、ご機嫌に通じるものだと思います。
したがってごきげん仕事術の方法論として、対象にこだわりをもつ、は有力そうです。 目の前の対象に対して、自分なりのこだわりや哲学を考えてみる。対象を深くとらえて創意工夫していくなかで、自然と上達して、こころのゆとりが広がるとともにご機嫌になると思います。
最近なんとなく感じている丁寧な暮らしを取り戻したいという感覚につながった
たしかにこだわりはていねいな暮らしをもたらしそうです。
日常の何気ない行為ひとつにもこだわってみようとしたら、その行為をていねいに注意深くやってみないとこだわりが生まれません。
ぼくのピーナッツバタートーストの塗り方ひとつでも、やはりこだわりをもつとていねいに塗るようになりました。
それは自然とこころのなかでおいしくなぁれと思いながら塗っています。
毎日のすべての行動をこだわることはできませんが、かといってすべてをないがしろにしてはもったいないです。
せっかくこの話題になったので、できる限りこころに余裕をもたせて、ささやかなこだわりを見つけてみたいと思いました。
ふと気づきましたが、僕はこころというものに少し興味がありそうです。
それも科学的な側面よりも、意外と精神論的な側面です。
うまく言えませんが、例えばこころにゆとりを持つとか、こころを込めてていねいに描くとか、こころに訴えかけてくるような文章とか。
むかしはむしろ淡白なほうでした。いまも別に感動とかするわけではないのです。映画をみて泣いたことないし。
そうではなくて、毎日をより良く、おだかやかに充実して生活するために、こころの役割は自分の想定よりももっと重要なのではないか、と気付いたといえそうです。
まえに阿闍梨の塩沼亮潤の本を読んだときに、自分の心と向き合って心の修行ために修験道や護摩行をしているとの記述をよく覚えています。これに科学的な解説はないですが、それでも確かな効果があるような気がします。
こころのケアや働きによる影響や効果を、根性論や科学的な解説に依拠するわけでもなく、あくまで個人の実感としてどのようなものがあるか、これから向き合って観察してみたいと思いました。
(今日のご飯ログです)
起床 5:30
今日は奥さんが体調がよくなさそうなので、僕と娘だけ先に起床しました。娘がテレビを見ている間にささやかな朝の読書時間です。『お探しものは図書館まで』を読み進めます。ほっこりいい話の本です。
朝食
ピーナッツバタートースト、オムレツ、ホットミルク、明治ブルガリアヨーグルトいちご味
今日は奥さんもトーストだったので、卵焼きではなくてオムレツになります。オムレツを作ることは少しだけ僕にとってむずかしいです。だから今朝、オムレツがうまく焼けたので少しだけ幸せになりました。
昼食
天下一品のとんこつラーメン
久しぶりに天下一品のとんこつラーメンを食べました。ここまで濃厚だったかと思うくらい濃いスープでおいしかったです。
余談ですが、僕のなかで天下一品、一風堂、一蘭のらーめんはけっこうな割合でどれがどれか思い出せなくなります。
夕食
メカジキの西京焼き、新じゃがとコーンの炒め物、小松菜のお味噌汁、甘夏
夕食はお惣菜中心の和食でした。メカジキは味がしみていておいしかったです。新じゃがのほくほくした食感も好きでいくらでも食べられそうでした。