家族
かつて家族は、再生産の拠点というだけでなく、生産の単位であり、教育や娯楽の場でもあった
産業化の過程で、そうした機能が外部に移っていった
生産は工場へ、教育は学校へ、娯楽は娯楽施設へ
生活の維持ならびにパーソナリティにまつわる機能のみを司るように
これは家族社会学の常識
パーソンズによる家族の本質的な機能
子どもの基礎的社会化と成人のパーソナリティの安定
再生産のうち、次世代の労働力の再生産と日々の労働力の再生産の中から特に情緒的な部分を抽出したものと言える
参考文献
東アジアの家父長制 ― ジェンダーの比較社会学