台湾の女性の就労
台湾では 1970 年前後に一部で近代主婦が誕生
1970 年代後半、家電製品の普及と家族規模の縮小で、現代主婦の誕生が可能な段階に
台湾型家父長制では女性の戸外労働に許容的
台湾の現代主婦は大量に労働市場に参画
背景
男女で進学率にほぼ差がない
日韓は四年制大学でほぼ 2 対 1
日本や韓国に比べて男女平等が進んでいる
台湾では学歴上昇に伴い、女性労働力率は上昇
M 字型就労ではなく、25 ~ 34 歳の女性も就労率はあまり下がらない
子どもは父母 (子どもの祖父母) に見てもらう、という人が多い (1992 年の調査では 62 %)
逆に、中高年層の労働力率は低い (孫の面倒を見ることもある)
この世代は若いころから労働力率が低い世代だったので、後の世代では中高年層も労働力率が上がる可能性はある
そうなると祖父母が孫の面倒を見れないので、誰が子育てするのか?
参考文献
東アジアの家父長制 ― ジェンダーの比較社会学