フィンランドにおける母子保健政策
子どもと家族全体の健康と福祉の促進、疾病予防、ならびに健康格差を低減することを目的としている
次を目標とする
子どもの健やかな成長や発達を確認し、支援すること
両親の子どもを養育する力が発揮できるように支援すること
母子保健サービスを担う妊産婦ネウボラや子どもネウボラは、各自治体が設置
専属の保健師が配置されている
保健センター内に開設されている場合もあるが、保健センター以外の場所にも設置されていることもある
保健センター以外に設置された妊産婦ネウボラでは、毎週産科専門医が巡回して、医療面での診察を実施
精密検査が必要であれば地域の公立病院へとつなぐ
妊産婦ネウボラは、年間 6 万人の妊産婦とその夫(パートナー)が利用しており(99.8%の家庭が利用)、子どもネウボラは、年間40万人の子どもと60万人の両親が利用している(99.5%の家庭が利用)
これらの母子保健サービスは無料で提供されている
参考文献
ネウボラで活躍しているフィンランドの保健師と日本の保健師活動の未来 (横山美江、PDF)