ドストエフスキー
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『カラマーゾフの兄弟』
ドストエフスキーは、1821年に生まれたロシアの小説家です。19世紀のロシア文学を代表する世界的な文豪として知られています。
ドストエフスキーは、1846年に処女作『貧しき人びと』を発表し、作家としての地位を確立しました。しかし、1849年には空想的社会主義に関わったとして逮捕され、シベリアに流刑となりました。
ドストエフスキーは、トルストイと並んで19世紀ロシア文学を代表する世界的巨匠です。彼は「魂のリアリズム」とよばれる独自の方法で人間の内面を追求し、近代小説に新しい可能性を開きました。
ドストエフスキーの代表作には、『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』『悪霊』『白痴』などがあります。
ドストエフスキーは、理論物理学者のアインシュタインや精神分析学者フロイトなど、文学者以外の著名人からも高く評価されています。日本でも黒澤明、手塚治虫、村上春樹らが影響を受けています。
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