古今和歌集の主な歌人
古今集所載歌のうち4割ほどが読人知らずの歌であり、また撰者4人の歌が2割以上を占める。
以下、入集歌数順に代表的歌人を挙げる。対象は墨滅歌を含む1111首。巻第十五・恋歌五所収の803番の歌は兼芸の歌と見做す。
紀貫之 - 入集102首。巻第六巻軸。撰者の一人。 凡河内躬恒 - 入集60首。巻第二第三第五巻軸。撰者の一人。 紀友則 - 入集46首。巻第八第十二巻軸。撰者の一人。 素性 - 入集36首。巻第九巻軸。遍昭の子。撰者以外での最多入集。 在原業平 - 入集30首。巻第十三第十五巻頭。六歌仙の一人。 藤原興風 - 入集17首。巻第四巻第十巻頭、並びに古今集1100首の掉尾を飾る巻第二十巻軸。 小野小町 - 入集17首。巻第十二巻頭。六歌仙の一人。 在原元方 - 入集14首。古今集の劈頭を飾る巻第一巻頭。業平孫、棟梁子。 撰者四人、六歌仙の入集歌多いのは知っていたが、素性法師がここまで多いとは知らなかった また、第一巻巻頭歌の在原元方のことも忘れていた うむむ 2021-10-09 20:25