うつろはむことだに惜しき秋萩に折れぬばかりも置ける露かな
うつろはむことだに惜しき秋萩に折れぬばかりも置ける露かな
『和漢朗詠集』
秋「
萩
」二八四、
伊勢
。
『拾遺和歌集』
の詞書「
亭子院
御屏風に」
色褪せることすら惜しい花盛りの
秋萩
に、枝も折れんばかりにたくさんの
露
が降りている。
白露の重みで折れないかと人に気をもませる
2022-08-27
08:39
2021-10-16
23:04