『俊頼髄脳』
としよりずいのう
源俊頼
が著した
歌学書
・
歌論書
『日本歌学大系』
第一巻に収録
佐佐木信綱 編『日本歌学大系』第1巻,文明社,昭15. 国立国会図書館デジタルコレクション
https://dl.ndl.go.jp/pid/1256957/1/94
(参照 2023-09-03)
神仙の歌
八雲立つ出雲八重垣妻籠に八重垣作るその八重垣を
しなてるや片岡山にいひに飢ゑてふせる旅人あはれおやなし
いかるがや富の緒川の絶えばこそ我が大君のみなは忘れめ
朝ごとにはらふちりだにあるものを今いく世とてたゆむなるらむ
旋頭歌
折句
沓冠
折句
あふさかも はてはゆきゝの せきもゐず たづねてこばこ きなば返さじ
「あはせたき」の折句、かつ「物すこし」の沓冠
回文
長歌
誹諧歌
連歌
隠題
くきも葉もみなみどりなるふかせりはあらふねのみや白くなるらむ
「あらふねのみやしろ」を隠す
歌の病
同心病
同心の病といへるは文字はかはりたれども、心ばへの同じきなり。
山桜さきぬる時は常よりもみねの白雲たちまさりけり
これは山と峰となり。山のいたゞきをみねとはいへば、病にもちゐるなり。
文字病
https://dl.ndl.go.jp/pid/1256957/1/98
まで。続きはいずれ
2023-09-03
15:32
2023-09-04
22:45