伝えることで狙うのは「理解」ではなく「行動変容」
わかったは仮説。だから「伝えた」「理解した」をゴールに「伝える」はしてはいけないtsawada.icon 人は一気に変われないので、行動変容ステージを意識して、「伝える順序」も決めると良い 例を持って理解する
例:事業部レクチャー
よくあるゴール設定
事業部を理解した
良いゴール設定の一例
商談成功率を上げるための主体的アクションが増える
良いゴール設定でレクチャーをすることで「起こる行動変容」 元々、最近の商談は規模が小さくて乗り気がしなかった
3ヵ年にわたる営業戦略を聞くことで意識が変わった
「私の今の商談がファーストステップで、ここがなければ3年後の事業成長はない」と思えた
「商談準備・振り返りの時間を優先してとるようになり、商談成功率が格段に上昇」した
解説 by tsawada.icon
「商談成功率を上げるための主体的アクションが増える」をゴールにおくことで「何を伝えるか」がきまる
特に「何を伝えないか」が決まるのが重要
伝えるものが少なくなると、具体例を話す余裕が出る。本人が新しい行動を取ることができる 良いゴールがあると、レクチャーをすることで必ず「価値」が生まれる
価値とは「変化の差」。「レクチャーを実施しなかった場合との差」があるか
今回であれば「商談成功率が格段に上昇する」という差がある
ゴールが「行動変容」であれば、客観的に評価ができる。改善ができる
「理解する」は、本人の内面であり、曖昧
例:ツールレクチャー
よくあるゴール設定
Slackを理解した
良いゴール設定の一例
受け入れ体制が整っていないPJTやチームに入った時でも、自分主体で情報収集できる
良いゴール設定でレクチャーをすることで「起こる行動変容」 レクチャーがなければ、「MTGに参加してとりあえずぼーっとする」だけだった
レクチャーで以下をやった
知ったこと
どのツールを使って相談・情報共有をすることが多いのか
組織の風土として、どこまでは自分で情報収集し、どこからは質問する雰囲気なのか
やったこと
Slackにて短時間でめんどくさくなく情報収集する方法の提示 実際に自分が入るチームのSlack channelを見つけて読んでみるワーク
初めてのMTGにて「自分が理解していること」を伝えて「次に何をするといいか」を一緒に考えてもらえた