さわちんのPM論
sawachin.iconなりの哲学があるので言語化しました
sawachin.iconはこんな人です
「社員が皆、悩みながらも楽しく働く。紆余曲折しながらもすくすく育つ」を狙っている
育成対象, 関わっている業務範囲がとても広い
育成を直接しているのは常時10人くらい
間接的だと5,6人
そもそも仕事で関わる人みんなに「良い成長して欲しい……!」と思って関わってる
sawachin.iconの会社は「Project(=誰もやったことがなく、目的も進め方も決まってない)」が仕事のほとんど
経験が少ない人にもProjectを進めてもらっている
Project Management自体はみんなに任せて、「Project成功確率を高める/ Projectから学べるコトを増やす」ことを間接的にsawachin.iconが行っている
tsawada.iconの考え方。の原則
小さなところから徹底することで、どんな大きなProjectであっても成功確率がグッと上がる
戦略よりも習慣が大事。
予防!何よりも予防!
予防, 根源治療に一番時間をかける
「モチベ→行動→結果→成果」の方程式
成果見るとお通夜になりやすい
結果ばかり見ても根本解決できない
行動へのapproch(絶対朝起きる)は効果的だけど、継続が辛いことが多い
モチベを引き上げれば、行動するようになるし、結果も生まれる
HEADLINES
thumb down.icon期限ギリギリの仕事をお願いする▼ thumb down.icon背景情報の取得を本人に任せる▼ thumb down.icon「なんでも聞いていいよ」だけ伝える▼ thumb down.icon本人にメモを取らせる▼ thumb down.iconコミュニケーションラインの構築▼ thumb down.iconsawachin.iconがサポートで手加減すること▼ thumb down.icon振り返りタイミングを本人に任せること▼ thumb up.icon身につけて欲しいスタイルはsawachin.icon自身がちゃんと実行する▼ thumb up.icon作業ログをとってもらう▼ thumb up.icon進みが悪い場合は、速攻でペアプログラミング(=一緒に作業)をする▼ thumb up.icon具体参考例をガンガン共有する▼ thumb up.icon進捗は「タスクの進み具合」ではなく「Slack,Scrapboxでの発言量」を見る▼ thumb up.iconMTGファシリを自ら行う▼ thumb up.icon意見に、理由を必ず添える▼ thumb up.icon本人にいっぱい想像させる▼ thumb up.icon成功例を見せる。失敗例を伝える▼ thumb up.iconネタバラシを積極的にする▼ thumb up.icon推進者を中心としたTeamを意識する▼ hr.icon
hr.icon
thumb down.icon
thumb down.icon「なんでも聞いていいよ」だけ伝える
配慮ができる人ほど、聞けません
だってあなたはきっと忙しい。
「忙しい人の時間を私ごときがとって良いのか?」と悩んじゃう
だから、sawachin.iconの場合は
30分とか時間押さえに行っちゃう
Scrapboxに突如現れて、一緒に書く(これが多いかな)
「tsawada.iconさんの時間をいっぱい使ったわ。けど罪悪感ない」という経験を早めに積んでもらっている気がする
thumb down.icon本人にメモを取らせる
だいたいメモの量が足りないので。
特に「今すぐ意味わからなくても、認識しておいて欲しいもの」が抜け落ちる
なんども聞きに来ることになる
こちらが、「Scrapbox, Googleで検索したら見つかる」言葉でしっかり記載しておく
本人の「大事なメモ」になる
thumb down.iconコミュニケーションラインの構築
「誰にいつどう言う手段で報連相するか」のこと
Slack channelの分け方、 Scrapboxの整理の仕方…それが最後までめっちゃ効いてくる。
効いてくるくせに「やり方」が大体決まってる
決まっているならば、tsawada.iconがやって見せちゃえばいい
tsawada.iconのやり方を見て「いいところ」だけ参考にしてもらえばいい。
「そのままコピペする→その場に最適化されてないまま使われる」こともある
これで失敗するもの大事sawachin.icon
失敗することで「どこかがおかしかったんや…」ってなる
tsawada.iconによる成功例も見ていると「自分がミスったんだ…」と思う
健全に改善サイクルがまわる
thumb down.iconsawachin.iconがサポートで手加減すること
サポートするときはちゃんとやる。
初心者だと気づけず落ちる落とし穴は除去しておく
「tsawada.iconがサポートしたよ!」とは別に伝えない。
他でサポートされなかった時に…うまくいかなくて気付く。
他で失敗した時に「あの時と何が違うんだろう?」としっかり振り返ってもらったら良い
thumb down.icon振り返りタイミングを本人に任せること
本人一人に任せると「やらない」になりやすい
(だって仕事いっぱいあるもんね)
振り返りの価値を体感しきれていないから習慣になっていないはず
習慣になるくらい。
「どんなに忙しくても風呂入って寝る」のと同じくらい染み付かせる
染み付くまでは…一緒にやる
絶対時間抑える。一緒にやる。
thumb down.icon放任する
仕事を任せた相手の力量に合わせて、「仕事上での変数」を増減させている
ここは経験値が結構大事になるので、場数を踏む
他人Aが他人Bをサポートしているのをみて、追体験する
sawachin.icon自身が経験しなくても……経験値は詰めるのだ
もちろん将来的には「変数が多い状態」で仕事できたほうがいい
が…変数が多いと「失敗した理由」を誤認しやすい
振り返りの効果が出ない
変数を減らすことで「失敗を次に活かす」ことをしやすくする。
ここはTPOで大きく変わるので、仕事任せた相手をしっかり観察して…うまくサポートする。
よく減らす変数は「ステークホルダーマネジメント」部分。
関係者の洗い出しと、関係者の思惑/気持ちみたいなところは一番…経験がものを言うところ
経験がものを言うけど…人によって経験しやすさが違う
積極的にやること
thumb up.icon身につけて欲しいスタイルはsawachin.icon自身がちゃんと実行する
見て学んでもらうためにも。
「振り返りやったほうがいいよ」と言いながら、振り返りやってないのはまずいと思ったw
メガネかけている眼医者にレーシック手術勧められても…
thumb up.icon作業ログをとってもらう
リモートワークじゃなくてもだいじ
thumb up.icon一緒に振り返りをする
準備の仕方,場の進め方は基本は本人に任せる。
が、記載量が少ない場合は具体例をみせることが多いtsawada.icon
tsawada.iconがやっている振り返りPageを実際にみせる。
見せても変わらない場合は、やってみせる(=ペアプログラミング)が多い
thumb up.icon進みが悪い場合は、速攻でペアプログラミング(=一緒に作業)をする
thumb up.icon具体参考例をガンガン共有する
抽象的なFB/指示は「本人が具体経験を積んだ(=具体イメージを持っている)」場合じゃないと意味をなさない
たくさん情報を持っているから、考えられる
たくさん選択肢を持っているから、選べる。選択肢から逆算して「目的」を考え直せる。
具体情報をいかに厚めに渡すか…
そのためにも、tsawada.icon自身できるだけ作業ログをつけて、「Scrapboxにあるtsawada.iconの作業ログ」を見れば、追体験できるようにしている
褒める上でやっちゃいけないこと
「結果を褒める」
良い成果以外、言い出しにくくなります
「伝えにくいことをあとで伝える」
MTGあるある。
「今日の感想を…」と聞かれるまで、みんな全然感想くれないw
MTG中のファシリは不安なのに…みんな仏頂面で聞いてる…w
褒める上で大事にしていること
「迷いながら頑張ったこと」には「ナイストライ!」とすぐ反応を返す
「tsawada.iconだったら、こう言うやり方だったら嬉しい」とMoreポイントを返す
大事なのは「勇気」に気づくこと
「迷いながらやった…」「不安ながらもやった…」こそ褒める
褒めた上で「こう見えるよ」をちゃんと伝える
積極的に褒めるところ
「普段しないことにチャレンジしたこと(やったことの是非関係なく)」
「やり方を固辞せず、工夫したこと」
つまり…成功確率が上がる習慣/振る舞いは積極的に褒めている
thumb up.icon毎日一回は話す
以下の認識もたれないようにしている
「tsawada.iconから連絡くる」=「FBがくる / 厳しいことを言われる /仕事の話」
tsawada.iconからのmentionで「ドキッ!」としないようにしたい
thumb up.icon進捗は「タスクの進み具合」ではなく「Slack,Scrapboxでの発言量」を見る
これ一番大事にしているtsawada.icon
行動量が多ければ、どこかでFBされるので絶対進む。
発言量が減る→タスクが進まない→進捗共有辛い→発言量減る→……の無限ループ
無限ループの最初を止める
thumb up.iconMTGファシリを自ら行う
ファシリは「その場で一番役職が高い人」がやったほうがいいと思っているtsawada.icon
特に「ついつい配慮しちゃう相手」がいるとその人の挙動がめっちゃ気になっちゃう
ファシリってずっとドキドキする役回り
「この進め方/このお題で問題ないかな…」とドキドキする
「次のお題に進んで大丈夫かな…?」とドキドキする。
Scrapbox文化だからこそ、「進め方」はファシリが全部決めちゃっていいと思うtsawada.icon
従来のMTGだとファシリの進行に参加者が付き合わないといけなかった
Scrapboxだと、みんな各々脱線できる。Page上で勝手に雑談できる。
むしろ放置されすぎて心配になる
ファシリ一人がゆっくり喋り続けているくらいがベストだと思う
thumb up.iconめっちゃ反応する
MTGでもSlackでもそう。
「怒られる/厳しいことを言う」よりも「反応がない」方が人は傷つく。
「反応がない」=「問題ない。OK」とは誰も思わない
何か不満なところあるんだろうな…
うわ…一発OK出ない渋いところあるんだろうな…
仏頂面を見て後輩は基本凹んでいると思った方がいい
だからめっちゃ頷くようにしているtsawada.icon
後輩は想像以上に「Meetで映っている先輩社員の表情/頷き」を見ているものだと思うtsawada.icon
ゆえに
カメラは着けるし
マイクはつける
thumb up.iconMTGで内職しない
上の「めっちゃ反応する」と同じだけど…大事なので別項目にした
MTG中の内職ダメぜったい
カメラ映しているならば、確実に表情が硬くなるし、ファシリの発言に反応しない
映していない場合は、Scrapbox上で「カーソルが動いている」だけでファシリ/相談者は安心する
thumb up.icon意見に、理由を必ず添える
これは「sawachin.iconに聞かなくても進むところ」を増やすためにやっている
tsawada.iconが避けていること
「これでいいと思う」と返すこと
以下のどのレベルの「いい」なのかが伝わらない
1. Bestだから継続した方がいい
2. 及第点くらいだから、できれば改善した方がいい
3. よくない出来だけど、失敗リスクも小さいから「GO」しちゃえ
出してもらったアイディアが「全部いい」ことはないので、ちゃんと切り分けて細かく「いいね」を伝える
「Good」「Normal」「More」を分解する
tsawada.iconが積極的にすること
「なんでその選択肢にしたのか教えて」と聞き、
答えてくれた判断基準に対して「澤田もその判断基準で考えるわ!」って返す
thumb up.icon本人にいっぱい想像させる
想像が大事。
締切を伝えるのではなく、「これが終わらなかったら次どんな影響がありそう?」と一緒に考える
その結果、5時間くらいかかってもOK
だから企画書づくり徹底させる
thumb up.icon成功例を見せる。失敗例を伝える
tsawada.iconが成功例みせることで「あー試行錯誤すれば、私にもできるかもしれない」って思ってもらえる
失敗例の方が「なぜそのやり方はダメなのか」を理解しやすい
(人は危機回避のアンテナの方が強いので)
だって…「水面下でどうバタバタ足を動かしたか」は見えないですよ
ネタバラシしないと真似できないこともある
50年前とかは製造業だったので「先輩の手元」を見れば真似できた
今は知的生産なので「他人の試行錯誤」が目に映らない。
試行錯誤の仕方がわからないと手が止まることが多い
開発で最初に何に手をつけたらいいかわからないのと同じ
thumb up.icon推進者を中心としたTeamを意識する
本人を中心にTeamが揃うのを意識している
以下5つが揃うとだいたいうまくいくイメージがある
1. モチベを上げてくれる人(褒めてくれる, 信じてくれる, 相談しにいきやすい)
2. 高みを求めてくれる人 / 期待してくれる人 / きちんと現実を見せてくれる人
3. 脳内,心の中の整理(=言語化)を手伝ってくれる人
4. 楽しい気持ちにしてくれる人 (=一緒にやってくれる人)
5. How(打開策)を暗示/明示してくれる人
5つは兼任OKtsawada.icon
が「1」と「2」を両立するのが難しいことが多い
Teamはあらゆるところで作る
「PM中心としたProject Team」だけじゃない
「Group」はもちろん、「member一人一人」でも意識したい