男性編集さんの「結局女性作家って本当に面白い漫画は描けないじゃないですか」発言についての雑感。
男性編集さんの「結局女性作家って本当に面白い漫画は描けないじゃないですか」発言についての雑感。
これそのものについては、まったくもって、おかしい。面白いものいくらでもあるよ、とは思う。
とはいえ、女性作家の描く男性キャラの世界に違和感はやっぱり感じることはあって、その違和感に納得いっているわけでもない。
たぶん、私の感受性が他の男性視聴者よりもせまい。
古くは『ここはグリーン・ウッド』で描かれる主役級4人組の生活を見ていても何かしらの違和感を感じたし、(藤掛渡辺達を当時の私が受け入れられなかったせいってのを補正しても)、『ホイッスル』で描かれる世界も、『鋼の錬金術師』にも。
『おおきく振りかぶって』で、そのギリギリ越えてなかったラインが初めて越えてきた感覚で、そして『きのう何食べた?』あたりも、そこをうまーく越えてきてる感じはする。
まあ、「男性作家の書く女心」ってものと同じように、「女性作家の書く男性キャラの世界観」というものに男性読者が違和感を感じたとしても、それはなんらおかしいことではないはずなんだけど、なんとなくそれをうまく世界に向けて言語化できない。
BANANA FISH いや、それだったらパイナップルARMY読んでよう、とかなる。
タグ性差漫画
#言われることとは違うことを考えてみた。
from 20180822