アレグザンダーのデザイン原則の変遷
http://www.plantuml.com/plantuml/png/dLRnIkDE4Fw_Jx4leAWW_duYuZFS6nIDdb1RiRc_ZeDcrnQh9_MeHZWKFQqsrKllJWksqTY7cMxIlCNDxaeigMUQGWcRoSmttynyitGfhwUtz4yRcLH6MzM9dYDRwsiVTRAolgKjw-kvR2gLJMze-StqiaQ0tW3x2RG5x9xNwjo-1gF9csU1LIKB2nym89rTosYBY-HpYf3bJ3gV9zv9sMkS-T-t_Ng3EvLN-rCxADoXtTiv28uUGZklKBvx7hu2-mQq2-m9KuR6lkLufltwUjFrZbgfBwbiJjUmX4sIMtsFw_pq_tEplDCQA2tCSm-i8PxqJkIaRJ1kWUu0tUkv5Tui8eP_UEOVNWxN-rx6ILKLcPXO9Bpu1tl2JtxZLpppWwzzo-vREwCZA2gyL0oOXGuof0Rq0kWri3YSIDyLOBlWsGtr59wF3bAAmL5Db-50iLyTJ8q7z1G7PikHtOOpGdgoeMWl0VqbVQhe0Ao0zj1jq0ZK0LQJEEK1XsC1JXyn8vBfEKvWLh4QC93gZGmvVr62KZ9g8V5mKI3_3Gd4U0RZ1nXNO5I0xgAlP-88Zy7OzWzA_LipeI8YUo4RYJvWx6Cfl6Zrt2ewXyk1lwHLJBuvLfae8e8OgeCxgC9DbpzS9Oq2rW9wAGYpEjgIXeVDmJhyiYn8RG0xLWr9pkTKaYa9Lin4v82vl4tzXj1K39gwWbwsn-PT9Zwv5zZFgFhYbIFaDZTq7-sBfMO6i4laBAcOylcajcDORl699lybC5c7idc5-YXGRzuZNdqlA9ptkgS8nMjbtkoC1YNbD0Q7YAB6G8WHrLYOx-jA0axFYaoTvvvxXAeIbq2vCofyH6vAolGHkIfv3-alNahpCrDJCqA0Irfs1VyB_0K0.png
table:変遷
『オレゴン』(1975) 『住宅の生産』(1985) 『まちづくりの新しい理論』(1987) 『NOO』(2004)
有機的秩序 大きな全体の成長 全体性
参加 共有地の共同設計
住宅内部のレイアウト
漸進的成長 一歩一歩の建設 漸進的成長 構造保全変容
パターン 施工 全体性
ヴィジョン 全体性
大きな建物の内部プラン 全体性
ポジティブな都市空間 15の幾何学的特性(正の空間)
診断 中心の形成 センター
調整 コストコントロール ー ー
ー アーキテクトビルダー ー ー
ー ビルダーズヤード ー ー
ー プロセスの人間的なリズム ー ー
上記の変遷を見ると、『オレゴン大学の実験』の時点でネイチャー・オブ・オーダーにつながる全体性は第一にしているが、そのための原則としてパタン・ランゲージによる住宅の生産ではより具体的な原則となっている。
例)(利用者)参加は、共有地の共同設計 と住宅内部のレイアウトに分化している。
アーキテクトビルダー、ビルダーズヤードについては、住宅エリアの建設という具体的な現実に対して必要な原則であると捉えることができるだろう。
コストについては『オレゴン大学の実験』では調整の原理で示されており、パタン・ランゲージによる住宅の生産でもコストコントロールとして取り上げられているが、以降にはでてこない。
『オレゴン大学の実験』でパターンとしてまとめられていた原則は、ネイチャー・オブ・オーダーでは15の幾何学的特性とセンターに置き換えられたように思える。
『オレゴン大学の実験』(1975)
有機的秩序
全体性のこと
参加
ユーザー参加
漸進的成長
ちょっとずつ
パターン
パターンを使う
診断
定期的に診断する
調整
コストコントロールでプロセスの流れを制御する
パタン・ランゲージによる住宅の生産(1985)
アーキテクトビルダー
複数の職能を兼務し、施工全体の責任を負う。
ビルダーズヤード
作り手が近くにいる
共有地の共同設計
共有地は住人が設計する
住宅内部のレイアウト
住宅内部は住人が設計する
一歩一歩の建設
少しづつ進める
コストコントロール
変化を前提にしたコストコントロールを行う
プロセスの人間的なリズム
機械的でなく人間的なリズムで進める
『まちづくりの新しい理論』(1987)
漸進的成長
少しづつ進める
大きな全体の成長
それよりも大きな全体を生みだす助けになるように成長する
ヴィジョン
頭で考えた概念からではなく、すでにある構造を補い全体を癒やすための必要性から生まれ、心に見えるビジョンとして生まれる。
ポジティブな都市空間
建物の外部空間がポジティブな性格を持つようにする
大きな建物の内部プラン
建物それ自身で「全体」となるように、かつ、周囲に次の全体性を生みだすようにするようにデザインする
施工
建物の具体的な施工も都市の全体性と分けて考えないで進める
中心の形成
プロセスの中で様々なスケールに出現する幾何学的性質を扱う
ザ・ネイチャー・オブ・オーダー 建築の美学と世界の本質 生命の現象
生命構造
15の幾何学的特性
全体性
センター
構造保全変容
Unfolding
センタリングプロセス
tags: The Nature of Order, Pattern Language
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とりあえず手元でまとめたので挙げてみた。Battleはまだやってない。tkskkd.icon
plantumlの図はこれ