旅立ちと大垣の対比構造
旅立ちと大垣の対比構造について
旅立ちの俳句「行く春や 鳥啼魚の 目は泪」
大垣の俳句「蛤の ふたみに別れ 行く秋ぞ」
意味:どちらも悲しみながらも、親しい人々に見送られ旅に出る芭蕉の心情や姿が映し出されている俳句。
どちらも「留別句」
table: 対比
旅立ち 大垣
「舟に乗て」 「舟に乗て」
二月(春終わり) 九月
芭蕉: 期待 / 心細い 芭蕉: 疲れ
周りの人: 別れを惜しむ / 不安 周りの人: ねぎらう / 喜ぶ
「行く春」 「行く秋」
旅立ち:「この世に未練はないと考えていたが、いざ別れが来ると悲しくなる」みたいな
大垣の蛤の意味: 殻が周り
鳥啼魚:自分が鳥、周りが魚
実は、野ざらし紀行でも同じような最初と最後(大垣)の対比があったりする
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